オーバーシーズといえば安い時と高い時の価格差が結構ある時計。ただ、クオーツと自動巻、ミディアムとラージというムーブメントとサイズの組み合わせが多々あるので「安い」と思っても本当に安いのかは自動巻であるかどうかなどをチェックしないとわかりません。で、今最も安いのは、なんとラージの自動巻。しかも人気の黒文字盤です。
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2009年9月 の安値(ヤフオク) |
2016年8月 の安値(楽天) |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
ヴァシュロンコンスタンタン
オーバーシーズ 自動巻 ラージサイズ 黒文字盤 42042 |
中古 | 6年 11ヶ月 |
¥418,000 | ¥669,600 | 251,600 | 160.19% |
オーバーシーズを高い順に表すと、
【サイズ】
ミディアム<ラージ
【ムーブメント】
クオーツ<自動巻
【文字盤色】
ピンク<白・黒
という感じです。
このラージ+自動巻+黒文字盤という組み合わせでも2010年頃は40万円前後だったりしたため、その頃から比べると現在の相場はだいぶ上がっています。
ただ最近、ミディアム+ピンク文字盤という条件ですが、自動巻モデルが40万円台で売っていたため、高値になったという印象が無くなりつつありました。
さすがにラージは40万円台になるということはなかったのですが、最も高値の要素に影響を与える自動巻ムーブメント搭載モデルが50万円を切っていたのです。
ましてここ1ヶ月ぐらいの間にはヨットマスターロレジウム16622が60万円を下回るなど、『値下がりの兆候?』と思われるような現象がいくつか存在。
そんな折、オーバーシーズの最安が60万円台、しかもミディアムとかクオーツの在庫がなくなっているのです。
これは、特に時計が高い2014年~2015年夏頃までと同様の現象。
しかも16622は再度62万円台まで復活しています。
ということで、オーバーシーズの今の状況を見ると時計相場は引き続き全体的に高値をキープしている感じです。