ロイヤルオークというとオーデマピゲの主力モデルかつ世界的にも人気のある腕時計。にも関わらず、当サイトであまり取り上げていないのはモデルが多すぎて全部が把握しづらいから。一般的に人気があるのはオフショアのほうですが、そっちはウブロのようなノリで愛されている時計。では、ノーチラスのようなロイヤルオークはどれかというとこれに該当すると思います。
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2011年秋頃の安値(タイムトンネル) | 2016年8月 の安値(楽天) |
変動額 | 残価率 |
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オーデマピゲ
ロイヤルオーク 白文字盤 15000ST.OO.0789ST.07 |
中古 | 5 | ¥499,800 | ¥756,000 | 256,200 | 151.26% |
ノーチラスといっても、ジャンボサイズとなった現行型ではなく、長らく主力モデルだったミディアムサイズの3800のライバルがこれ。
ちなみに、近代的なラージサイズのロイヤルオークは自社ムーブメント+裏スケ化されて100万円を超える相場となっています。
ロイヤルオークにもノーチラス3900のように、主に80年台に製造されたと見られるクオーツモデルが存在し、それが一番安い相場です。
ミディアムサイズ+自動巻の15000STは、まさにノーチラス3800のライバルと言ってよい内容の時計。
ちなみに、ムーブメントは自動巻といってもジャガールクルト製のJLC960。
この時計、現在150万円以上するノーチラス3800よりだいぶ買いやすい相場となっています。
当然、オーバーシーズのラージ自動巻より高いですが、3800と似たような時計がこの相場は検討のしがいがある価格でしょう。
特に白文字盤は近代的なロイヤルオークのイメージで、非常に格好良いと思います。
しかし、注意しなければいけない点が存在。
それは、モデルが多々あるということ。
今回の時計は15000STですが、14790STというのも存在。
ただでさえ、オフショアのクロノグラフやら通常モデルのクロノグラフやらモデル数が多く、見分けにくく、ややこしいロイヤルオークのラインナップをより複雑にしています。
パテックフィリップやロレックスのように普通の人がリファレンスを覚えられるぐらいシンプルにすればもっと異なった相場になると思います。
なお、現在の約75万円という相場で買えるロレックスのステンレスモデルはGMTマスター2(青赤ベゼル)。
かつてGMTマスター2が新品34万円で売っていた頃におそらく70万円以上はしたこのロイヤルオーク。
GMTマスターの青赤ベゼルとロイヤルオーク(自動巻)が比べる対象になるなんて、昔では考えられないことです。