腕時計投資新聞

腕時計の[買う・使う・売る]すべてを楽しむ専門サイト「腕時計投資ドットコム」
腕時計特集

【時計とアート】アート作品にも相性抜群!色彩の美しい腕時計とは?

2021年5月28日更新

商談スペースを見渡すと、沢山のアートが、、、

コミット銀座では、現代アートを中心に国内外のアーティスト作品が展示され、時計はもちろんアートもお楽しみいただけます。

今回は番外編として、コミット銀座の「アート」にフォーカスし、新しく仲間入りしたロサンゼルス在住の作家「ジョナス・ウッド(Jonas Wood)」と、ブルックリンを拠点に活動している作家「マイケル・ケーガン(Michael Kagan)」の作品をpick upしてお届けします。

そして、作品にもぴったりな「色彩の美しい腕時計」も一緒にご紹介致します。

是非、最後までお楽しみください。

まるで美術館にいるようなアート作品を展示

ジョナス・ウッド(Jonas Wood)

「Yellow Still Life with Grating 2016」
Gouache and colored pencil on paper 50.8 × 53.3cm

世界的アーティスト「ジョナス・ウッド(Jonas Wood)」は、家族や友人、インテリア、植物、スポーツなど、身近な題材を用いた静物画や風景画で知られる作家です。作品の特徴は、スケッチや写真、雑誌の切り抜きなど、断片化されたイメージを平面上で重ね合わせ、それらのコラージュを基にペインティングへと展開します。その過程において、見慣れたはずの日常風景は、いびつな平面空間へと変容し、印象派、キュビズム、ポップアートといった美術史の流れを汲む「ジョナス・ウッド(Jonas Wood)」のユニークな世界観が作り上げられます。

Jonas Wood(ジョナス・ウッド)
1977年、米国生まれ、LA在住。
2002年、ワシントン大学卒業
2005年、クリーブランドで初の個展を開催し、以後NYのアントンケンギャラリーを中心に作品を発表する。2008年に開催された個展では、彼の代表的な作品でもあるスポーツ選手のポートレートを集めた「SPORTBOOK」を出版し、注目を集める。
VIA:https://www.davidkordanskygallery.com/artist/jonas-wood

マイケル・ケーガン(Michael Kagan)

「Jaws 4」2019
Oil and Silkscreen on linen, 61.0× 50.8cm

「マイケル・ケーガン(Michael Kagan)」は、ブルックリンを拠点とするアーティストで、彼もまた世界的に脚光を浴びるアーティストのひとりです。代表的な作品は宇宙飛行士やロケット、山頂やサーファーなど、人間が自らの限界を超えていく状況を捉えたアイコニックなイメージを題材に描いています。それらは、鮮やかな色と落ち着いた色のペイントをリズミカルな筆致で織り合わせることで、鑑賞者の視点によって抽象表現と具象表現の狭間でせめぎ合うような、ハイコントラストの油彩画を制作しています。

Michael Kagan(マイケル・ケーガン)
1980年バージニア州生まれのマイケル・ケーガンは、2003年ジョージ・ワシントン大学卒業後、2005年New York Academy of Artにて修士号を取得し、同大学院で特別研究員を務める。現在ニューヨーク州ブルックリンを拠点に活動中。
VIA:https://www.makigallery.com/artists/815/

アート作品にも相性抜群!色彩の美しい腕時計とは?

色彩の美しい腕時計といえば、文字盤カラーを連想するかと思います。とりわけ、ロレックスでは多彩なカラーの文字盤を多く展開しています。中でも「ブルー文字盤」や「ブラウン文字盤」は絶大な人気を誇り、華やかなアート作品にも劣らない存在感を放ちます。「ジョナス・ウッド(Jonas Wood)」の作品に添えた、鑑賞しても美しい2つのモデルをご覧ください!

ロレックス GMTマスターⅡ SS/18KYG 「Ref.16713」Serial.Y(2002年頃)


絵画のようなグラデーションカラーにうっとり

1本目は、初代GMTマスターⅡの後継機「Ref.16713」。前モデルと比較すると、防水性能が50mから100mにスペックアップし、オイスターブレスレットとジュビリーブレスレットの2パターンが存在しています。「茶金ベゼル」×「ブラウン文字盤」の組み合わせに加え、イエローロレゾールの華やかさが見事に融合したデザインが特徴です。このパターンの組み合わせは、他のスポーツモデルでは味わえない、渋いカラーリングが魅力的ですね。

ロレックス サブマリーナー SS/18KYG 「Ref.16613」Serial.Y(2002年頃)


美しいブルー×ゴールドの黄金比

2本目は、青サブマリーナー「Ref.16613」です。文字盤とベゼルのブルーにイエローロレゾールの組み合わせは、黄金比を表すような神秘的な美しさを感じます。1989年に登場し、ステンレスモデル同等の高い機能性に加え、ベゼル・リューズ・ブレスレットに艶やかな18Kイエローゴールドを採用し、ラグジュアリー感をプラスしたモデルです。2009年に後継機種となる「Ref.116613LN/LB」の発表により生産終了となりましたが、シャープなフォルムのケースやインデックスは、コンビ特有の華やかさとマッチし、いまなお根強い人気を誇っています。

まとめ

以上、いかがでしたでしょうか?

「時計とアート」

どちらも素敵だったかと思います。

コミット銀座では、お客様一人一人にごゆっくりとご商談いただける”大人の隠れ家”のような空間をご用意してお待ちしております。

「時計とアート」を楽しみながら、素敵なひとときをお過ごしいただければ幸いです。

この記事の執筆者
金子剛
コミット銀座 鑑定士 (時計鑑定歴15年) 2020年よりエグゼクティブ・アドバイザー就任。 腕時計の知識、相場観には定評があり、特にヴィンテージロレックスのマニア気質が高い。 現在、ヴィンテージロレックスに特化したサイト、CVWD.JPを制作。
本コンテンツには、主観的評価、見解、想定における情報が含まれています。運営者及びコンテンツ提供者は、コンテンツ内容の正確性、確実性、完全性における保証を行いません。また、コンテンツ内容にかかわる損害・トラブル等に関する一切の責任を負いません。本サイトに記載されている情報は、特に断り書きがない限り、更新日時点での情報に基づいています。