ロレックスを象徴するような5連ジュビリーブレスレットのデイトジャスト。腕時計に興味が無い人でもこれを見て『ロレックス』だと分かる人は多いでしょう。
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2012年12月 の安値(ヤフオク) |
2016年8月 の安値(楽天) |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
デイトジャスト 青文字盤 16234 |
中古 | 3年 8ヶ月 |
¥197,400 | ¥338,000 | 140,600 | 171.23% |
今のように高級腕時計という存在が多くの人に知られている以前は、ロレックスというとコレしかないという印象で、多くの人が「年配の方向け」というイメージを抱いたのではないでしょうか。
高級腕時計のコレクションが増えてくると、この良さがツボになり1本欲しくなるジュビリーブレスレットのデイトジャストですが、高級腕時計が身近でない若い人にとっては「年配者向け」というレッテルを貼られがちなデザインでもあります。
そのためか、かつてのロレックスというと漠然と「年配向け」という印象を持っていた人も多かったように思えます。
しかしそこに、「スポーツタイプ」という存在があることを知ったら、その意外性に多くの人がハマりました。
このジュビリーブレスレットのデイトジャストという基本形があるからこそ、エクスプローラのようなスポーツタイプが輝くのです。
ということで、スポロレと比べると人気のないデイトジャストですが、かなり重要なモデル。
しかも実際、5連ジュビリーブレスレットのつけ心地ってかなり良いのです。
この16234はホワイトゴールドとステンレスのコンビですが、最も「ロレックスだ!」という象徴的なモデルはイエローゴールドコンビのほうの16233でしょう。
特にシャンパン文字盤の仕様がまさに象徴的。
ですから、WGの16234は16233より若々しいイメージという印象を持った方も多いでしょう。
実際、電車の中でこの16234を着けている高校生を何人か見たことがあります。
で、16234の中でもっともイメージされる象徴がこの青文字盤。
これこそ、90年代の「ザ・ロレックス」という感じがします。
16234について気になるのは、どこまでホワイトゴールドなのかという点。
イエローゴールドコンビの16233は見て分かるとおりブレスレットの中央もYGだとすぐ分かりますが、16234はホワイトゴールドかステンレスなのかわかりません。
答えは、ブレスの真ん中はステンレス。
ということで、WGベゼル+ステンレスブレスレットのデイトジャストが16234なのです。
当然定価もブレスレットまでコンビの16233のほうが10万円以上も高価。
しかし、一般的に金色より銀色のほうが人気があるため、16234と16233の相場差は3万円程度です。
なお全体的に相場が高くなり始めた2012年12月と比べると約14万円の値上がり。
16234がが20万円以下ってのもすごい値段だと思いますが、現在の約34万円という相場もなんとなく安い気もします。
というのもロレックスその他の時計と比べると、高級機であるデイトジャストが30万円前半で買えるというのは“お買い得”に感じるから。
とはいえ、爆発的な人気が期待できるというわけでもなく読みは難しいところです。