2017年の中古腕時計界隈で、最も目立った値動きとなっていた存在がこの16520ですが、2018年以降は、他を圧倒するほど派手な値動きではなくなったといえます。
しかし、そんな16520は、今年2021年になると「目立った上昇」という状況がそれなりに見られるように変化。白文字盤は、先月7月時点で300万円以上という水準に達しています。
その際、黒文字盤は300万円以上という水準には達していなかったのですが、白文字盤に1ヶ月遅れでしっかり300万円以上という水準に達している様子です。
では、現在16520黒文字盤はどういった様子となっているのかというと、約322万円というボトム価格であります。
これは、300万円を大きく上回ったという様子であるわけで、7月の状況を考慮すると、「気づいたら高くなっていた」という状況だと思います。
本記事で参考とした中古腕時計
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2021年4月 の安値 |
2021年8月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
デイトナ 黒文字盤 16520 |
中古 | 0年 4ヶ月 |
¥2,880,000 | ¥3,223,000 | 343,000 | 111.91% |
さて、黒文字盤が320万円台となったならば、7月の段階ですでに300万円以上となっていた白文字盤がどうなっているかについても気になるといえます。
7月において、16520白文字盤は、約302万円という水準だったわけですから、黒文字盤が約322万円となった今、「黒文字盤に抜かされてしまった」という状況でも不思議ではありまえせん。
しかし、なんと白文字盤の現在水準は330万円という状況にまで変化。たった1ヶ月前と比べて30万円近くも値上がりしているのです。
というわけで、16520黒文字盤は320万円台という水準まで上昇したものの、白文字盤水準よりも高くなっていないわけです。
現在の16520の様子を見ると文字盤色に関係なく目立って変化しているといえるわけで、いずれにしても「凄い状況」だといえます。
今年の3月頃から16520は、目立った値動きをするようになったわけですが、そういった勢いが8月現在までにかけて継続しているといえるでしょう。具体的には、『数ヶ月で10万円以上』という値動きが続いているといえます。
2018年以降といった時期において、このような変化が続くというのは、あまりなかったといえるため、現在の状況は、16520としては久々だといえるかと思います。
実際、今年3月時点で黒文字盤は「久々に目立った値動きをしている状況」という様子だったわけで、そのときの水準は268万円だったのです。
それに対して、8月現在の状況は約322万円ですから、3月⇒8月で50万円以上も上昇したということになります。