みなさん、こんにちは。
過去最高のメダル獲得で幕を閉じた東京オリンピック。日本人として誇らしく、とても嬉しい結果でしたが、終わってしまうとなんだか寂しい気持ちにもなりますね。
さて、前回のコラムで【350万円以下で買えるオススメモデル】と題して、2本の【パテックフィリップ】の時計をご紹介させていただき、併せてYouTubeでも配信したところ、YouTubeを見てくださった顧客様が”アニュアルカレンダー 18KWG「Ref.5146G-001」”をご購入して下さいました。
本当にありがたい想いと、パテックフィリップ論を介してのご購入でしたので、私の喜びもひとしおでございました。今後とも頑張って執筆していきます!!
ということで、今回もとても状態が良く、年式も新しいオススメのアニュアルカレンダーが入荷しましたので、コミットで既に在庫している素材違いのアニュアルカレンダーと併せてご紹介していきたいと思います。
【目次】
◆ 「Ref.5205R-010」アニュアルカレンダー18KRG 「Ref.5205G-001」アニュアルカレンダー 18KWG
◆ まとめ
「Ref.5205R-010」アニュアルカレンダー18KRG
「Ref.5205G-001」アニュアルカレンダー 18KWG
2010年に新型のアニュアルカレンダー搭載モデルとして誕生した「Ref.5205」
各年代の変遷は下記の通りです。
【2010年】
素材 :18KWG(ホワイトゴールド)
文字盤:ロジウム×シルバーグレー/マット・ブラック×スレートグレー
【2013年*追加】
素材 :18KRG(ローズゴールド)
文字盤:ホワイト・オパーリン/ラック・ブラック
【2018年】
素材 :18KWG(ホワイトゴールド)
文字盤:ブルー・ブラックグラデーション(※ソレイユ文字盤)
※2018年の新作に伴い、2010年の仕様が生産終了
現在、コミット銀座では18KWG(ホワイトゴールド)仕様のロジウム/シルバーグレー文字盤と、18KRG(ローズゴールド)仕様のラック・ブラック文字盤の2本を在庫しています。
アニュアルカレンダー「Ref.5205」の文字盤は、曜日・日付・月の表示窓を文字盤上部に弧を描くように配置したユニークな表示が特徴的です。ちなみに、このユニークな文字盤デザインを初めて採用したのは、あまり知られていないかもしれませんが、2004年に発表された”トノーシェイプ”型ケースの、通称「カレンダリオ Ref.5135」です。
また、ラグの側面にオープンワーク(サイドの彫り込み)を施したデザインも、今までの【パテックフィリップ】には見られなかった仕様ですね。少しモダンな印象です。
ケース構造は2ピースですが、ベゼルと裏蓋の縁に見られる逆にそったデザインも、クラシカルな流れを踏襲していた【パテックフィリップ】のデザインからは見られなかった、新たな試みであったと感じます。
スケルトンバックから覗くムーブメントは【パテックフィリップ】を代表する「Cal.324」をベースに、アニュアルカレンダー(年次カレンダー)機構を搭載した「Cal.324 S QA LU 24H」。2万8800振動/時の振動数で安定した精度を誇ります。カロトラバ十字をイングレービングした21Kのローターも美しいですね。
通常の仕様ですと、バックルはピン・バックルですが、2本ともフォールディング・バックルの仕様になっている点もオススメのポイントです。
18KRG(ローズゴールド)「Ref.5205R-010」は、オリジナルで付いていた純正のアリゲーターストラップと、使用感のほぼないピン・バックルも残っております。
保証書の日付も2020年3月ですので、保証期間も残っており安心してお使いいただけます。
「Ref.5205G-001」は、新作発表されてから比較的間もない2011年1月に販売されておりますが、年式を考慮するとスレや小キズはありつつも、ケースはしっかりとしており、こちらもオススメ出来る1本です。
2本とも国内正規店で販売されており、付属品の状態も良く、冊子類などもしっかりと揃っておりますので、その点もプラスでの評価になると思います。
気になる販売価格ですが、、、
5,676,000円(税込)
4,290,000円(税込)
以前と比べると【パテックフィリップ】の中古市場での相場は、モデル問わず上がっている気がしますが、今回ご紹介したモデルは、国内での正規販売価格からするとリーズナブルなイメージもあり、お得感があると思います。
日常での着用を考えると、アニュアルカレンダーはとても最適な機能ですし、気になられている方は是非ともこの機会にご購入いただくことをお勧めいたします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
並べてご紹介すると、どちらも甲乙付け難い格好良さがあったかと思います。
ともあれ、やはり実物を見て頂き、良いな!と本当に思っていただけるに越したことはございません。なかなかご来店が難しい昨今ではありますが、出来る限り直接、且つ楽しくお話しさせていただけるのが一番です。気になるお客様は是非ともお気軽にお問い合わせください。
では、また!