第一世代のアクアノートには、ミディアムサイズの5066と、ラージの5065があります。
20年ほど前の段階では、あまり相場が変わらなかった両者ですが、少なくともこの10年ぐらいにおいては、5065のほうが高いという傾向になってます。
とはいえ、5065と5066のが「かなり離れる」ということはなく、どちらか一方が高くなったら、もう片方も同じように上昇するといった様子があったわけです。
しかし、2019年に5065/1Aが約348万円という様子になって以降、そういったバランスが崩れたといえたのです。
なぜなら、5065/1Aが値上がりする一方で、5066/1Aの変化が無かったからです。
実際、5065/1Aの上昇後も5066/1Aは、220万円台に位置していました。
そのため、筆者は、2019年頃において、知人に「どの腕時計が良い?」と聞かれた際、この5066/1Aを勧めていました。
さて、そういった状況だった5066/1Aは、現在どうなったのか。
その答えは、438万円という水準であります。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2020年12月 の安値 |
2021年9月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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パテックフィリップ
アクアノート 5066/1A-001 |
中古 | 0年 9ヶ月 |
¥2,980,000 | ¥4,380,000 | 1,400,000 | 146.98% |
この5066/1Aは、2020年秋頃まで、220万円台、230万円台といった様子が続いていましたが、2020年12月に298万円にまで変化。
それ以降は、きっちり値動きするようになり、2019年以前と同じように、5065/1Aが値動きしたら、5066/1Aも値動きするといった状態に戻っているといえます。