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現在相場考察

Zブルー以上という勢い、ミルガウス116400白文字盤

2021年10月2日更新
ロレックスのミルガウス116400について斉藤由貴生が執筆。本記事では2021年6月の安値と2021年10月の安値を比較し現在相場を考察。この0年4ヶ月での変動は¥175,400だった。

ミルガウス 白文字盤 116400についての考察(2021年10月)

今年6月に「100万円を超えた」という状態となった116400白文字盤ですが、その際、すでに110万円台となっていました。

そして、それから4月後の今、そんな白文字盤はなんと120万円台という状況にまで上昇。白文字盤の現在ボトム価格は、約129万円であるため、ほぼ130万円といっても過言ではない状況となっているのです。

本記事で参考とした中古腕時計

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ROLEX ミルガウス Ref.116400 SS ホワイト 白文字盤 V番(09年頃製) ロレックス イナズマ針 稲妻 防磁設計 中古(573662)

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2021年6月
の安値
2021年10月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
ミルガウス
白文字盤
116400
中古 0年
4ヶ月
¥1,122,600 ¥1,298,000 175,400 115.62%

さて、ミルガウスといえば、2007年デビュー時が最も高く、アベノミクス以降においても、2007年水準を越えていないという印象があります。

ただ、この白文字盤に関しては、2007年の新品実勢価格が唯一100万円以下という状態だったわけで、6月時点で『2007年水準以上』となっています。

そして、白文字盤はさらに上昇したわけですから、過去最高値更新といったところ。

更に凄いのは、116400GV、Zブルー文字盤を含め、この世代のミルガウス全体で「最も高いモデル」となった点です。

現在、Zブルー文字盤のボトム価格は、約126万円ですから、この白文字盤のほうが高い水準となっています。

つい1、2年ぐらい前まで、『白文字盤が最も安価、Zブルー文字盤が抜きん出て高い』というのが当たり前だったことを考えると、凄いことが起こっていると思います。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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