4桁デイトナといえば、高嶺の花といったキャラクターで、「人気かつ高い中古相場」という印象です。
実際、この6265も、2016年水準が約367万円だったのが、2021年の今では768万円という状況に変化。この5年で400万円以上もの上昇となっているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2016年7月 の安値 |
2021年10月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
ロレックス
デイトナ 銀文字盤 (スモール表記) 6265 |
中古 | 5年 3ヶ月 |
¥3,675,000 | ¥7,680,000 | 4,005,000 | 208.98% |
これだけの上昇をした6265ですが、見方によっては「お得」という表現もできます。
2016年の水準を見ると、この6265は「意外に安い」という印象かもしれませんが、その頃ノーチラス5711/1A-010は300万円前後といった水準だったわけです。
それが今や、5711/1A-010は1000万円以上という水準となっているわけで、この6265よりもだいぶ高い価格帯という状態です。
ですから、ノーチラスとの比較という意味では、6265は、お得感があるといえるわけです。
実際、今、ステンレスのノーチラスを買おうと思ったら、最も安価な3800/1A-001でも約647万円という状況。この6265と「迷うことができる」ぐらいの価格帯となっています。
かつて、3800/1A-001と6265の相場は「はっきり離れていた」わけですから、6265は「5年で400万円の上昇」という優秀な値上がりをしながらも、「お得感」という見方ができる状況なのです。