パネライのステンレスブレスレットモデルといえば長らく40mmのPAM00050でしたが、2009年にこのモデルへと変わりました。その際、大きく変わったのがブレスレットのデザインです。
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2012年10月 の安値(ヤフオク) |
2016年8月 の安値(楽天) |
変動額 | 残価率 |
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オフィチーネパネライ
ルミノールマリーナ 40mm ステンレスブレスレット PAM00298 |
中古 | 3年 10ヶ月 |
¥381,000 | ¥598,000 | 217,000 | 156.96% |
それまで、独特なリューズガードをモチーフにされていたパネライのブレスレット。
それをベースに簡略化されたようなデザインへと変更されたPAM00298のブレスレット。
もともとのブレスレットを知っている人ならかつてのブレスレットの面影が分かるでしょうが、はじめて見た人には普通のブレスレットに見えてしまいます。
また、PAM00050は鏡面仕上げとサテン仕上げのコンビという凝ったしようでしたが、PAM00298はオールサテン仕上げ。
オールサテン仕上げの40mmブレスレットタイプというとPAM00069がありますが、2003年に早々と生産中止になったことから値段が上がった時計でもあります。
ただ、今となっては逆に鏡面仕上げとサテンのコンビのほうが希少。
最近のパネライのブレスレットタイプはすべてこのPAM00298と同じデザインのモノが採用されています。
しかしながら、今ではPAM00050よりだいぶ高いPAM00298。
2012年頃の相場はPAM00050もPAM00290も大して変わりませんが、現在相場の差は15万円以上!
上にも書いたとおり、ブレスレットの価値としてはPAM00050のほうが人気要素がありそうなところ。
しかし、なぜPAM00298がこんなにも高いのかというと、それは生産年が短いという希少性です。
このPAM00298、近代的なパネライと言いましたがすでに生産終了モデルとなっています。
同じく40mmの革ベルト仕様PAM00048は2016年現在でも現行モデルですが、PAM00048は90年代から存在するモデルです。
それに比べると、ものすごく生産年数が短いPAM00298。
しかも全体的なデザインが近代的な40mmという希少種。
現在ではブレスレットタイプの40mm自体が存在していません。
そんなわけもあって、この時計は随分な値上がりをしたパネライの1つです。