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現在相場考察

700万円以上という様子、デイトナビーチ緑116519

2021年10月14日更新
ロレックスのデイトナ116519について斉藤由貴生が執筆。本記事では2020年1月の安値と2021年10月の安値を比較し現在相場を考察。この1年9ヶ月での変動は358万円の値上がりだった。

デイトナビーチ 緑 116519についての考察(2021年10月)

2000年にデイトナが一斉モデルチェンジした際、記念モデル的なポジションでデビューしたデイトナビーチ」

デイトナビーチには、緑、青、黄色、ピンクの4種類がありますが、中古相場では、時期によって“高い色”が異なる様子です。

とはいっても、際立ったモデルだけあって、全体的に高値という傾向。通常モデルの116519と比べると、どのデイトナビーチも「高い価格帯」にいることに変わりありません。

とはいえ、その「高い」という水準は、これまで“高い”と感じられてたとしても400万円台ぐらいといったところでした。

ただ、近頃は、通常モデルの116519でも、400万円台という水準に達している様子。

そうなると、デイトナビーチが「いくら」になっているのか気になるところでしょう。

今回取り上げるのは、「緑」ですが、なんと現在水準は726万円といったところ。

前回お伝えした、2020年1月水準が368万円ですが、変動額自体が358万円という状況なのです。

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2020年1月
の安値
2021年10月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
デイトナビーチ

116519
中古 1年
9ヶ月
¥3,680,000 ¥7,260,000 3,580,000 197.28%

なお、現在中古で売り出されているデイトナビーチにおいて、この「緑」は最も安い水準。

そうであるにも関わらず、既に700万円以上という状況であるわけですから、デイトナビーチはガバっと高くなったと感じます。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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