16618に「SG」が付くこのモデルは文字盤にダイヤとサファイアが施されたより豪華なモデルです。5桁リファレンス時代のサブマリーナでコンビ以上に採用されていたこの仕様ですが、6桁リファレンスの現行モデルだと12時・6時・9時位置のサファイアが通常の蓄光塗料タイプとなっておりダイヤのみになっています。
このダイヤ&サファイア付きの豪華仕様、コンビだと通常文字盤との差は10万円というのが現在の相場なのですが、かつてはもっと差がありました。
なのに、金無垢仕様となると16618と16618SGの差は約5万円。
現状は5万円の差ですが、時期によってはSGのほうが安い場合もあるのです!
金無垢仕様を選ぶ人はより豪華なダイヤ付きを選ぶというのも自然なこと。
よって、新品時に金無垢を買うのだったらダイヤ付きにしようと考えた人が多いせいか、16618SGはもしかしたら通常文字盤の16618より個体数が多いのかもしれません。
そして、SGでこそ選べるシャンパン文字盤とグレー文字盤。
青サブと同じく青ベゼルにこの組み合わせというのがとてもツボな配色。
ちなみに、シャンパン文字盤のほうは2010年と比べて約65万円の値上がり。
100万円以上値上がりしている16618と比べると額は少ないですが、50万円以上の値上がりは立派。
この時計、『金無垢+ダイヤ&サファイア』という内容だけに安い時期でも、極端に安くなることがなかったのです。
そんなわけで、16618と比べると値上がり額が小幅なSGモデル。
資産価値として高い価値を誇る腕時計です。