先の記事でフランクミュラーは値上がり率が低くお買い得感が増していると書きましたが、このクレイジーアワーズに関しては結構値上がりしています。
フランクミュラー、最近は人気が低下気味という印象がありますが、クレイジーアワーズに関しては“フランクミュラーらしい”エポックメイキングな時計だと思います。
ジャンピングアワーの機能をこんなにスタイリッシュに表現した、という事実はこの時計が発表された当時、多くの時計愛好家から賞賛のエールを受けていました。
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2009年12月 の最安値(ヤフオク) |
2015年9月 の最安値(楽天) |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
フランクミュラー
クレイジーアワーズ WG 5850CH、黒文字盤 |
中古 | 5年 9ヶ月 |
¥803,000 | ¥1,050,000 | 247,000 | 130.76% |
2003年といえば村上隆氏がルイヴィトンのデザインを担当した年でもあります。色彩豊かな配色のルイヴィトン“マルチカラー”はこのクレイジーアワーズと同じような、ある種ファンキーな印象がありました。
Youtubeで探してみたら、村上隆氏がルイヴィトンデザインを担当した際のプロモーションビデオを発見。
このビデオ、現在売れっ子の細田守監督が作り、プロデュースをしたのはハイパーメディアクリエイターの高城剛氏とのこと。
村上隆、高城剛、細田守。なんとも不思議な、そして強烈なメンバーが関わった動画はこのクレイジーアワーズのように、“クレイジーな世界と高級ブランド”というマリアージュを奏でています。
2003年に提案されたクレイジーなコーディネートをするならば、時計はクレイジーアワーズ、鞄はルイヴィトンのマルチカラーが正解でしょう。