ダブルロックとは主にロレックスに対して使われるブレスレット留め金の構造。ダブルロックが採用されるのはスポーツモデルに限られる。以前はスポーツモデルであってもダブルロックを採用するのはサブマリーナ(シードゥエラー)のみであったが、90年代後半にかけて順次スポーツモデルのブレスレットがダブルロックへと変更された。以前はシングルロックを採用していたがダブルロックに変更となったモデルはGMTマスター、GMTマスター2、エクスプローラ、エクスプローラ、デイトナである。また、以前からダブルロックを採用しているサブマリーナのコンビモデルのバックル部分はステンレス仕様だったが、同じ時期にバックル部分がコンビへと変更になった。
サブマリーナ(シードゥエラー)のバックルはその他スポーツモデルのバックルと比べて長いという違いがある。
一番最初にシングルロックからダブルロックへ変更されたのは92年頃のデイトナであると思われる。また、その際デイトナのブレスレットは中央が鏡面仕上げとなった。その他のモデルの場合シングルロックからダブルロックに変更された際にバックル部分以外の見た目は変わっていない。
相場に与える影響
ダブルロックが採用されたモデルはシングルロックを採用しているモデルよりも相場が高い傾向が強い。また、ダブルロックに変更された時期にスクラブもコンビとなったサブマリーナやGMTマスターはその傾向がより高まる。