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現在相場考察

2018年水準と同じ相場で購入できる稀有なロレックス、シードゥエラー126600

2021年10月26日更新
ロレックスのシードゥエラー126600について斉藤由貴生が執筆。本記事では2020年8月の安値と2021年10月の安値を比較し現在相場を考察。この1年2ヶ月での変動は¥37,000だった。

シードゥエラー 126600についての考察(2021年10月)

2017年に電撃復活をした「赤シード」は、デビュー時から高い注目度となったものの、その後はあまり目立った値動きがない傾向が続いています。

今年2021年といえば、これまであまり値動きしないといったイメージのモデルを含め、多くのモデルが派手に値動きする傾向があるため、ロレックスに関しては「すべてが上昇した」というイメージがあるかもしれません。

しかしながら、そういった状況下においても、このシードゥエラー126600は、未だ目立った上昇とはなっていない様子。

前回、この126600をお伝えしたのは、2020年8月ですが、その際は158万円でしたが、現在水準は約161万円。この1年2ヶ月で3万円程度の変動しかしていないのです。

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2020年8月
の安値
2021年10月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
シードゥエラー
126600
中古 1年
2ヶ月
¥1,580,000 ¥1,617,000 37,000 102.34%

これまで記事でお伝えした126600水準は以下です。

  • 2017年11月 1,643,159円(新品実勢価格、安い順の3社平均値)
  • 2018年8月 1,617,840円(以下すべて中古ボトム価格)
  • 2019年4月 1,580,000円
  • 2020年4月 1,386,000円
  • 2020年7月 1,502,600円
  • 2020年8月 1,580,000円
  • 2021年10月 1,617,000円
  • 2020年の下落トレンド時に値下がりとなって、それから回復したという意外は、あまり変動していない印象です。

    なお、今回、久々に160万円台に戻ったわけですが、それでも2018年8月水準とほぼ同じという状況。また、わずかながら、2018年8月水準を下回っています。

    そういった意味で、この126600は、2018年水準と同じ相場で購入できる稀有なロレックスだといえるでしょう。

    この記事の執筆者
    斉藤由貴生
    腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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