5196が軒並み上昇している様子がありますが、YGの5196J-001は、10月時点で約277万円、WGの5196G-001は11月時点で約303万円というボトム価格に達していました。
これまで、YG、WGとK18の値動きを見てきたわけですが、最後の1つ、RGはどうなっているのでしょう。
もちろん、YGとWGが上昇しているということは、RGも高くなっているはず。ちなみに、以前の様子だと、RGは、WGやYGと比べると、抜きん出て高いという傾向がありました。
2019年12月時点で、RG、すなわち5196R-001は185万円となっていましたが、同時期WGは約159万円といったところ。
やはり、RGは高かったのです。
そのため、今の5196水準を見ると、RGは随分高くなっていそうなところ。
しかしながら、その答えを見ると、意外にも5196R-001は約299万円というボトム価格であります。
もちろん、これは、2019年12月水準と比べると、約114万円の上昇というように、結構な値上がり状態。
けれども、他の5196と比べると「抜きん出て高い」というわけではなく、実際、現在ボトム価格は、WGよりも安価という状態であります。
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2019年12月 の安値 |
2021年11月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
パテックフィリップ
カラトラバ 5196R-001 |
中古 | 1年 11ヶ月 |
¥1,850,000 | ¥2,999,700 | 1,149,700 | 162.15% |
他のカラトラバを見ても、RG相場が高いという傾向がありますから、今5169R-001の状況は、やや意外といえます。
もちろん、過去と比べると随分な上昇であるため「凄い」という感想になるわけですが、他の5196と比べると「RGなのに、意外と価格帯が変わらない」という側面があるのです。