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現在相場考察

今や150万円台に、ミルガウス白文字盤116400

2021年11月10日更新
ロレックスのミルガウス116400について斉藤由貴生が執筆。本記事では2021年10月の安値と2021年11月の安値を比較し現在相場を考察。この0年1ヶ月での変動は¥230,000だった。

ミルガウス 白文字盤 116400についての考察(2021年11月)

このところ、勢いが凄まじいミルガウスの白文字盤。今年6月には110万円台となり、10月には120万円台後半となっていました。

そして、10月から1ヶ月しか経過していない今、116400白文字盤はさらに上昇している様子で、そのボトム価格は約152万円に到達しているのです。

本記事で参考とした中古腕時計

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ROLEX ミルガウス 116400 白文字盤 トロピカルマンゴー 保証書あり

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2021年10月
の安値
2021年11月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
ミルガウス
白文字盤
116400
中古 0年
1ヶ月
¥1,298,000 ¥1,528,000 230,000 117.72%

今回の値動きは『1ヶ月で23万円の上昇』でありますが、6月⇒10月が『4ヶ月で約17万円の上昇』だったことを考えると、さらに凄い値動きになったといえます。

それと同時に、2017年において、50万円程度で購入可能だった白文字盤が、今や150万円台になっていることに驚きます。

6桁世代のミルガウスは、長らく「人気」というイメージがなかったといえ、その中古相場は「スポーツ系の中で下の方」となっていました。

そして、そのミルガウスの中で、最も安かったのがこの白文字盤なのですが、それが今や150万円台。これは、サブマリーナ116610LNよりも高い水準であるわけですが、それだけでなく、シードゥエラーDブルー文字盤にかなり近い水準にまで達しているのです。

116660のDブルー文字盤といえば、2016年頃まで「デイトナよりも高値」といった大人気的キャラクターでしたが、その中古相場は、現在160万円前後といったところ。

この116400白文字盤の現在水準は、約152万円ですから、Dブルー文字盤との差は10万円程度といったところにまで到達しているわけです。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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