腕時計投資新聞

腕時計の[買う・使う・売る]すべてを楽しむ専門サイト「腕時計投資ドットコム」
現在相場考察

130万円台という様子について、サブマリーナ168000

2021年11月24日更新
ロレックスのサブマリーナー168000について斉藤由貴生が執筆。本記事では2020年3月の安値と2021年11月の安値を比較し現在相場を考察。この1年8ヶ月での変動は¥255,000だった。

サブマリーナ 168000についての考察(2021年11月)

リファレンス自体は6桁でも、5桁世代よりも前に存在した168000。これは80年代ヴィンテージ世代のサブマリーナデイトです。

2018年頃までの中古相場は、16610プラスアルファといった評価でしたが、それ以降はどんどん16610よりも評価される様子に変化。2020年3月時点では、約107万円というボトム価格になったのですが、当時1661080万円台程度といったところだったのです。

そして、16610は現在、100万円以上という水準に達しているわけですが、そうなるとこの168000も「さらなる伸び」となっていて不思議ではありません。

そして、そのとおり、168000は、現在にかけて「さらなる上昇」となっている様子。現在水準は、約132万円という様子になっているのです。

本記事で参考とした中古腕時計

※広告が含まれる場合があります
【ヴィンテージ】ロレックス サブマリーナー 168000 1987年頃 メンズ 自動巻き 腕時計

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2020年3月
の安値
2021年11月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
サブマリーナ
168000
中古 1年
8ヶ月
¥1,071,000 ¥1,326,000 255,000 123.81%

この168000は、この1年8ヶ月の間で約25万円ほどの上昇という様子です。

16610については、今年7月⇒10月の3ヶ月間で10万円の上昇となっているため、そのようなことを考慮すると『1年8ヶ月で25万円高』という値動きは、弱いという評価もできるでしょう。

しかし、それでもなお、16800016610に対して「数十万円高」という立ち位置を保っているわけですから、筆者としては、以前と変わらない様子だというように思っています。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
本コンテンツには、主観的評価、見解、想定における情報が含まれています。運営者及びコンテンツ提供者は、コンテンツ内容の正確性、確実性、完全性における保証を行いません。また、コンテンツ内容にかかわる損害・トラブル等に関する一切の責任を負いません。本サイトに記載されている情報は、特に断り書きがない限り、更新日時点での情報に基づいています。