リファレンス自体は6桁でも、5桁世代よりも前に存在した168000。これは80年代ヴィンテージ世代のサブマリーナデイトです。
2018年頃までの中古相場は、16610プラスアルファといった評価でしたが、それ以降はどんどん16610よりも評価される様子に変化。2020年3月時点では、約107万円というボトム価格になったのですが、当時16610は80万円台程度といったところだったのです。
そして、16610は現在、100万円以上という水準に達しているわけですが、そうなるとこの168000も「さらなる伸び」となっていて不思議ではありません。
そして、そのとおり、168000は、現在にかけて「さらなる上昇」となっている様子。現在水準は、約132万円という様子になっているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2020年3月 の安値 |
2021年11月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
サブマリーナ 168000 |
中古 | 1年 8ヶ月 |
¥1,071,000 | ¥1,326,000 | 255,000 | 123.81% |
この168000は、この1年8ヶ月の間で約25万円ほどの上昇という様子です。
16610については、今年7月⇒10月の3ヶ月間で10万円の上昇となっているため、そのようなことを考慮すると『1年8ヶ月で25万円高』という値動きは、弱いという評価もできるでしょう。
しかし、それでもなお、168000は16610に対して「数十万円高」という立ち位置を保っているわけですから、筆者としては、以前と変わらない様子だというように思っています。