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現在相場考察

K18の様子、ロイヤルオーク15400OR.OO.1220OR.01

2021年12月5日更新
オーデマピゲのロイヤルオーク15400OR.OO.1220OR.01について斉藤由貴生が執筆。本記事では2018年8月の安値と2021年12月の安値を比較し現在相場を考察。この3年4ヶ月での変動は¥7,250,000だった。

ロイヤルオーク 15400OR.OO.1220OR.01についての考察(2021年12月)

2018年から、ロイヤルオークとしては、最も分かりやすく値動きする印象の15400STですが、そのK18バージョンである15400ORについては、これまで取り上げたことがありませんでした。

というわけで、今回は15400STが活発に値動きし始めた2018年から現在にかけての15400ORの値動きをご紹介したいと思います。

取り上げるのは、15400OR.OO.1220OR.01ですが、これは2018年8月時点で463万円で購入可能でした。

ちなみのその際、ステンレス銀文字盤の15400ST.OO.1220ST.02は、約183万円。現在水準は、400万円以上となっていることため、「随分安かった」と思われるかもしれませんが、180万円台という水準でも、当時は「驚くほど高くなった」という感想になったのです。

2018年夏から、2021年年末にかけて15400STの値動きが約183万円⇒488万円であるわけです。

では、そのK18はどうなっているかというと以下の通りであります。

本記事で参考とした中古腕時計

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中古 オーデマ・ピゲ AUDEMARS PIGUET ロイヤルオーク 15400OR.OO.1220OR.01 ブラック メンズ 腕時計

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2018年8月
の安値
2021年12月
の安値
変動額 残価率
オーデマピゲ
ロイヤルオーク
15400OR.OO.1220OR.01
中古 3年
4ヶ月
¥4,630,000 ¥11,880,000 7,250,000 256.59%

この15400OR.OO.1220OR.01は、2018年8月時点で463万円だったのが、現在ではなんと1188万円という状況。実に、725万円も高くなっているのです。

それに対して、ステンレスの15400ST.OO.1220ST.02は、305万円の上昇という様子。値上がり額は、K18のほうが圧倒的だといえます。

ただ、2018年⇒2021年の残存価額を見ると、15400ST265.87%であるのに対し、K18の14500ORは256.59%。伸び率としてはステンレスのほうが上ということになります。

いずれにしても、2018年⇒2021年で2.6倍前後といった伸び率になっているわけですから、2018年の選択肢としては、どっちを買っても正解だったということになるでしょう。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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