ロレックスは、その多くの値動きしているわけですが、その結果、数年前水準と比べると「かなりな差」となっているモデルがほとんどといった印象があるでしょう。
実際、2017年水準と比べても「百万円単位」といった差になっているモデルは珍しくなく、特に、K18など高価格帯のモデルでそういった例が見られる傾向だといえます。
けれども、これに関しては例外といった様子。それこそが、スカイドゥエラーのWGモデル、326939なのですが、これは2013年の新品実勢価格と比較しても、現在中古相場は110%程度の伸びという状況なのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2013年3月 の新品実勢価格(2社平均値) |
2021年12月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
ロレックス
スカイドゥエラー 白文字盤ローマン 326939 |
新品 | 8年 9ヶ月 |
¥3,894,000 | ¥4,282,930 | 388,930 | 109.99% |
例えば、2017年など、少し前の時期であれば、「かつての新品実勢価格よりも、のちの中古相場のほうが高い」という現象は、“すごい”という印象になりました。
けれども、今となっては、そういった例は珍しくありません。まして、このスカイドゥエラーのようなK18モデルは、2020年夏以降、ガバッと上昇した事例が多いわけで、2013年の相場と比べると「かなり違う」という様子になっていて不思議でないといえます。
しかしながら、このスカイドゥエラー326939は、2013年新品実勢価格との比較で、現在までに38万円程度の上昇という変化にとどまるわけです。
スカイドゥエラーといえば、326934の青文字盤が人気で、それなりに値動きする傾向があるわけですが、WGに目を向けると、意外にも「お得感がある」という存在があったのです。