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現在相場考察

お得感があるK18、スカイドゥエラー326939白文字盤

2021年12月8日更新
ロレックスのスカイドゥエラー326939について斉藤由貴生が執筆。本記事では2013年3月の新品実勢価格(2社平均値)と2021年12月の安値を比較し現在相場を考察。この8年9ヶ月での変動は¥388,930だった。

スカイドゥエラー 白文字盤ローマン 326939についての考察(2021年12月)

ロレックスは、その多くの値動きしているわけですが、その結果、数年前水準と比べると「かなりな差」となっているモデルがほとんどといった印象があるでしょう。

実際、2017年水準と比べても「百万円単位」といった差になっているモデルは珍しくなく、特に、K18など高価格帯のモデルでそういった例が見られる傾向だといえます。

けれども、これに関しては例外といった様子。それこそが、スカイドゥエラーのWGモデル、326939なのですが、これは2013年の新品実勢価格と比較しても、現在中古相場は110%程度の伸びという状況なのです。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2013年3月
の新品実勢価格(2社平均値)
2021年12月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
スカイドゥエラー
白文字盤ローマン
326939
新品 8年
9ヶ月
¥3,894,000 ¥4,282,930 388,930 109.99%

例えば、2017年など、少し前の時期であれば、「かつての新品実勢価格よりも、のちの中古相場のほうが高い」という現象は、“すごい”という印象になりました。

けれども、今となっては、そういった例は珍しくありません。まして、このスカイドゥエラーのようなK18モデルは、2020年夏以降、ガバッと上昇した事例が多いわけで、2013年の相場と比べると「かなり違う」という様子になっていて不思議でないといえます。

しかしながら、このスカイドゥエラー326939は、2013年新品実勢価格との比較で、現在までに38万円程度の上昇という変化にとどまるわけです。

スカイドゥエラーといえば、326934の青文字盤が人気で、それなりに値動きする傾向があるわけですが、WGに目を向けると、意外にも「お得感がある」という存在があったのです。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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