お知らせ
斉藤由貴生は、本を2冊執筆中のため、しばらくの間、短い文章でお伝えさせていただきます。新刊1冊目は、2021年12月20日。2冊目は、早ければ2022年1月に発売される予定です。
デイデイト 118206 アイスブルー文字盤(ローマン)
今年春頃まで、“数年前水準と比べてそこまで高くない”という状況だった2000年デビュー世代のデイデイト。
しかしながら、今年4月5月頃を境目に、それらデイデイトの様子は一変し、今では「数ヶ月前よりも数十万円単位で高い」という状況となっています。
ただ、そんな2000年デビューデイデイトの中でも、プラチナの118206に関しては、「そこまで高くなっていない」という様子がありました。
前回、この118206アイスブルーをお伝えしたのは、今年7月ですが、その時点の水準は「ようやく2015年超え」といったところ。
前の記事にも記載しましたが、2015年から2021年7月までの様子は以下。
これは、記事でお伝えした、その時点のボトム価格でありますが、「長らく変わっていなかった」という感想になります。
しかし今、そんな118206に、前代未聞な値動き(2015年以降としては)が起こっているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2021年7月 の安値 |
2021年12月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
デイデイト アイスブルーローマン 118206 |
中古 | 0年 5ヶ月 |
¥3,297,800 | ¥4,249,677 | 951,877 | 128.86% |
今年7月時点で約329万円という様子だった118206アイスブルー文字盤。その時点では「2015年水準をかろうじて上回った」という感覚でしたが、それから5ヶ月で一気に95万円ほどの上昇となっているのです。
その結果、今や118206アイスブルーは、400万円以上という価格ステージに到達。
2019年上半期といった、多くの人気モデルが値上がり傾向の時期ですら、この118206は270万円台で買うことができたわけですが、今回420万円台という水準になったことにより、ようやくプラチナらしい価格帯になったといえるかと思います。