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腕時計百科事典

ホワイトゴールド|腕時計の基礎知識

2016年8月18日更新

ホワイトゴールドは腕時計に使われる素材の1つである。日本語で「白金」とはプラチナのことでありホワイトゴールドのことではない。ホワイトゴールド製の腕時計はイエローゴールド製と比べて若干相場が高い傾向があるが、これはホワイトゴールドの製造には高価なパラジウムを配合することや、「銀色」に仕上げるためロジウムでメッキコーティングをする加工の手間がかかるためである。

加工しない状態だと黄色がかった色であるためホワイトゴールドの色に仕上げるためにはロジウムでのメッキ加工する必要性がある。また、メッキ加工されているため、傷がついた際には再度メッキ加工を行う場合もあり、工賃は割高となる。

純金は24金であるが柔らかいため、多くの腕時計には18金が使われる。つまり金の比率は75%である。その残りの25%に対して何を混ぜるかによって金の配色を作り出している。

ホワイトゴールドの場合、

金75% 銀15% パラジウム10%

となっている。

腕時計価格の位置づけ

以下は腕時計におけるホワイトゴールドの位置づけを分かりやすく表したものである。(100%正確な相関ではない)

ステンレス コンビ イエローゴールド ホワイトゴールド プラチナ
ローズゴールド・ピンクゴールド
50万円 80万円 240万円 250万円 350万円

上記はブレスレットが装着されブレスレットとケースが同一素材の腕時計を想定している。

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