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腕時計百科事典

ローズゴールド|腕時計の基礎知識

2016年8月20日更新

ローズゴールドは腕時計に使われる素材の1つである。金製品に使われるのは主にK18だが、その金の配合は75%。そして残りの25%に混ぜる素材によって様々な色を作ることができる。

ローズゴールドの場合、

金75% 銀5% 銅18% パラジウム2%

もしくは

金75% 銀10% 銅15%

のようにパラジウムを配合しないものもある。

ピンクゴールドとの違い

ピンクゴールドとローズゴールドには明白な配合率は定められておらず、作り手が自由につけることのできる名称である。

例えば、ロレックスの場合「エバーローズゴールド」という素材のことを“ロレックスが開発した独自のピンクゴールド合金”と説明する。

パテックフィリップの場合、ローズゴールドと表現し、素材を表す末尾には『R』がつく。販売されているロレックスパテックフィリップの説明文に「ピンクゴールド」と表記されているケースを多々見かけるが、ロレックスパテックフィリップは「ローズゴールド」を正式名称とする。

腕時計価格の位置づけ

以下は腕時計におけるローズゴールドの位置づけを分かりやすく表したものである。(100%正確な相関ではない)

ステンレス コンビ イエローゴールド ホワイトゴールド プラチナ
ローズゴールド・ピンクゴールド
50万円 80万円 240万円 250万円 350万円

上記はブレスレットが装着されブレスレットとケースが同一素材の腕時計を想定している。

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