お知らせ
斉藤由貴生は、本を準備中のため、しばらくの間、短い文章でお伝えさせていただきます。
あけましておめでとうございます。
昨年2021年は、多くの腕時計が目立って上昇した年でしたが、特筆すべきは『憧れモデルが1000万円以上になった』という点です。
5年ほど前の段階では、この「憧れモデル」の価格上限は、500万円ぐらいまでといった感覚がありましたが、その時においてこの116506は、定価以下でも「あまり売れていない」という様子だったといえます。
さて、そんな116506は、いつ頃から「大人気」となったのかというと、2019年ぐらいからだといえます。
その頃から、中古相場が700万円以上という水準に達し、徐々に定価に迫る勢いとなっていったのです。
2021年になると、116506水準は、ついに1000万円以上という大台を突破。
116506が1000万円以上となったのは、2021年3月で、その際は1155万円という様子でしたが、その後も上昇が続いていました。
そして、今回もまた、116506は「結構な上昇」となっており、現在水準は、ついに1500万円台に到達したのです。
本記事で参考とした中古腕時計
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2021年7月 の安値 |
2022年1月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
ロレックス
デイトナ 116506 |
中古 | 0年 6ヶ月 |
¥13,466,000 | ¥15,708,000 | 2,242,000 | 116.65% |
「憧れモデル」というのは、買える/買えないは別として、多くの人から「良い」と思われるような存在。需要が高いため、1000万円以上という高価格帯でも「売り切れ」となるわけです。
ちなみに、腕時計投資.comの総合分析で116506を見ると、以下のような需要となっていることがわかります。
2020年以降、記事でお伝えした116506水準を示すと以下のようになります。
こうしてみると、116506は結構な勢いで上昇している様子だったといえます。
2020年緊急事態宣言の際は、一旦下落したものの、それ意外の時期は、数ヶ月で数十万円、ないしは百万円単位の値動きとなっているわけですから、すごい値動きをしたと感じます。
斉藤由貴生の新刊
<新刊> 資産価値が上がる腕時計の賢い選び方 2021/12/20 192ページ
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<新刊> データでわかる腕時計投資の正解 2022/1/26 336ページ(予定) |