お知らせ
斉藤由貴生は、本を準備中のため、しばらくの間、短い文章でお伝えさせていただきます。
ノーチラスが「数ヶ月で数十万円」というような活発な値動きを見せるようになったのは2017年からですが、2019年まで、最も激しい値動きをしていたのが、この5980/1Aであります。
2019年までにおいて、5711/1Aの値動きが目立っていたのはもちろんなのですが、5980/1Aについては、それとは桁が1つ違うといっても過言でないぐらいの変動幅でした。
しかし、2020年以降、5980/1Aの様子は一変。いずれの文字盤色も激しい値動きを見せないようになったのです。
ノーチラスといえば、2020年の緊急事態宣言時に下落してから2021年になるまで『回復⇒上昇』という様子を見せなかった経緯があります。
それが2021年になると、5711/1Aが600万円台⇒1000万円以上となるように「ガバッと上昇」したわけです。
けれども、この5980/1Aについては、2021年においてそのような現象が起こらず、依然として『回復⇒上昇』となる様子がありませんでした。
例えば、5980/1A-001は、2019年5月に『1000万円以上』という水準に到達したのですが、その際のボトム価格が1180万円でした。
これまで記事でお伝えした5980/1A-001の様子をお伝えすると以下のようになります。
やはり2021年になっても、ようやく2019年水準にまで回復という程度だったわけです。
5711/1Aなど他のノーチラスが2021年に「過去最高値大幅更新」となっていることを考慮すると、5980/1A-001は値動きしなくなったと表現できたといえます。
しかしながら、そんな5980/1A-001は今、ようやく過去最高値更新という様子。つまり『回復⇒上昇』となっているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2021年3月 の安値 |
2022年1月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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パテックフィリップ
ノーチラス 5980/1A-001 |
中古 | 0年 10ヶ月 |
¥12,890,000 | ¥15,950,000 | 3,060,000 | 123.74% |
5980/1A-001の現在水準は1595万円ですが、これは2021年3月水準を300万円以上も上回っているという状態です。
5711/1Aのように「600万円台⇒1000万円以上」というド派手な動きをしたわけではないものの、ようやく値動きが上向きに戻ってきたといえます。
斉藤由貴生の新刊
<新刊> 資産価値が上がる腕時計の賢い選び方 2021/12/20 192ページ
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<新刊> データでわかる腕時計投資の正解 2022/1/26 336ページ(予定) |