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現在相場考察

黒文字盤も400万円以上という水準に到達、デイトナ116500LN

2022年1月9日更新
ロレックスのデイトナ116500LNについて斉藤由貴生が執筆。本記事では2021年11月の安値と2022年1月の安値を比較し現在相場を考察。この0年2ヶ月での変動は¥530,000だった。

デイトナ 黒文字盤 116500LNについての考察(2022年1月)

お知らせ

斉藤由貴生は、本を準備中のため、しばらくの間、短い文章でお伝えさせていただきます。

デイトナ 116500LN 黒文字盤

2016年にデビューした現行のSSモデルから、デイトナは「白文字盤のほうが人気」という状態に変化しました。

そのため、当たり前ですが、白文字盤のほうが「価格ステージの変化」が先。白文字盤は2021年4月の段階で、400万円超えという状況になっていたのです。

ただ、白文字盤は、400万円台となったのもつかの間、すぐに値下がりし、5月には300万円台中盤に下落。そして、9月に回復し、再び400万円以上となったのです。

その一方で、黒文字盤については、これまで「400万円台」という水準に達したことがありません。

これは、もちろん、ボトム価格の話。つまり、黒文字盤は400万円以上でないと買うことができないという状況になったことがないということです。

しかしながら、2022年の今、そんな黒文字盤のボトム価格は427万円に到達。

ついに、黒文字盤も400万円以上という水準に到達したのです。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2021年11月
の安値
2022年1月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
デイトナ
黒文字盤
116500LN
中古 0年
2ヶ月
¥3,740,000 ¥4,270,000 530,000 114.17%

そして、黒文字盤がすごいのは、筆者が記事準備中にボトム価格として伝えようと思っていた個体が売り切れとなっている点です。

400万円以上という価格帯でも、116500LNに対する需要は「高い」といえるわけで、その勢いは凄まじいと思います。

ちなみに、本当に需要がどの程度あるのか。その疑問にお答えするために、腕時計投資.comの総合分析の結果を一部掲載。

やはりすごい需要があるといえる状況です。

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この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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