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現在相場考察

1400万円台となった、ロイヤルオークエクストラシン15202ST.OO.1240ST.01

2022年2月1日更新
オーデマピゲのロイヤルオーク15202ST.OO.1240ST.01について斉藤由貴生が執筆。本記事では2021年6月の安値と2022年2月の安値を比較し現在相場を考察。この0年8ヶ月での変動は¥2,420,000だった。

ロイヤルオーク エクストラシン 15202ST.OO.1240ST.01についての考察(2022年2月)

2021年の値動きは、ロイヤルオークが最も目立っていたといっても過言ではありませんでしたが、2022年1月に“派手な変動”が起こってからは、やや目立たなくなったといえます。

例えば、2021年の場合、ノーチラスの目立った値動きは4月頃までといった感覚で、デイトナ116500LNなどについてもそういったことがいえたといえます。

しかしながら、2022年1月になると、それら往年の人気モデルが目立って上昇。1月前半と下旬で、数十万円単位で相場が違うという現象が起こっていました。

その一方で、2021年において通年元気があったといえるロイヤルオークは、1月前半と下旬で相場が目立った変動となっていた事例はそれほど見られませんでした。

しかし今になって、ロイヤルオークにも派手な変動となっているモデルが目立ってきているといえます。

今回取り上げるのは、そんなロイヤルオークの中でも最も人気といった存在感のモデル、エクストラシンですが、これは現在1400万円台となっています。

本記事で参考とした中古腕時計

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オーデマ・ピゲ AUDEMARS PIGUET ロイヤルオーク エクストラシン ロイヤルオーク40周年記念 15202ST.OO.1240ST.01A メンズ 腕時計 中古

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2021年6月
の安値
2022年2月
の安値
変動額 残価率
オーデマピゲ
ロイヤルオーク
エクストラシン
15202ST.OO.1240ST.01
中古 0年
8ヶ月
¥11,880,000 ¥14,300,000 2,420,000 120.37%

このエクストラシンを前回取り上げたのは、2021年6月ですが、その際のボトム価格は1188万円でした。

それに対して現在水準は1430万円。この8ヶ月で242万円の上昇といった値動きをしています。

2021年6月時点では、ノーチラス5711/1A水準が1200万円台程度だったため、エクストラシンはノーチラスに追いつく勢いといったところでした。

しかし、今回エクストラシンはさらなる上昇となったものの、5711/1Aが目立って上昇してしまったため、現時点の相場差はかなり広がってしまっています。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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