2021年の値動きは、ロイヤルオークが最も目立っていたといっても過言ではありませんでしたが、2022年1月に“派手な変動”が起こってからは、やや目立たなくなったといえます。
例えば、2021年の場合、ノーチラスの目立った値動きは4月頃までといった感覚で、デイトナ116500LNなどについてもそういったことがいえたといえます。
しかしながら、2022年1月になると、それら往年の人気モデルが目立って上昇。1月前半と下旬で、数十万円単位で相場が違うという現象が起こっていました。
その一方で、2021年において通年元気があったといえるロイヤルオークは、1月前半と下旬で相場が目立った変動となっていた事例はそれほど見られませんでした。
しかし今になって、ロイヤルオークにも派手な変動となっているモデルが目立ってきているといえます。
今回取り上げるのは、そんなロイヤルオークの中でも最も人気といった存在感のモデル、エクストラシンですが、これは現在1400万円台となっています。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2021年6月 の安値 |
2022年2月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
オーデマピゲ
ロイヤルオーク エクストラシン 15202ST.OO.1240ST.01 |
中古 | 0年 8ヶ月 |
¥11,880,000 | ¥14,300,000 | 2,420,000 | 120.37% |
このエクストラシンを前回取り上げたのは、2021年6月ですが、その際のボトム価格は1188万円でした。
それに対して現在水準は1430万円。この8ヶ月で242万円の上昇といった値動きをしています。
2021年6月時点では、ノーチラス5711/1A水準が1200万円台程度だったため、エクストラシンはノーチラスに追いつく勢いといったところでした。
しかし、今回エクストラシンはさらなる上昇となったものの、5711/1Aが目立って上昇してしまったため、現時点の相場差はかなり広がってしまっています。