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現在相場考察

なんと2780万円という状況、ノーチラス5711/1A-010

2022年2月2日更新
パテックフィリップのノーチラス5711/1A-010について斉藤由貴生が執筆。本記事では2022年1月の安値と2022年2月の安値を比較し現在相場を考察。この0年1ヶ月での変動は¥10,200,000だった。

ノーチラス 5711/1A-010についての考察(2022年2月)

ノーチラス5711/1A青文字盤は、2020年の緊急事態宣言時に下落してから、2021年になるまで値動きしない傾向がありました。

そのため、2020年における5711/1A青文字盤の相場は600万円台後半程度といった印象だったわけですが、それが2021年になると一変。

相場は急上昇し、1月時点で800万円台に回復したのです。

そして2月には1400万円台といった状態にまで到達。ただ、その後5711/1A青文字盤は落ち着くかのように1200万円台ぐらいをキープ。そういった状態もまた、2020年のごとく、年末まで続いていたといえます。

しかしながら、2022年になると5711/1A青文字盤は、2021年1月のような上昇に転じます。

その結果、5711/1A青文字盤は先月、つまり2022年1月時点で1700万円台となっていたのです。

そして、2月の今、この5711/1Aは、1年前、2021年2月のような急上昇を再び見せている様子。

現在ボトム価格は、なんと2780万円という状況となっており、ついに2000万円超えという状況。

むしろ、2000万円超えというよりも、3000万円近いといっても過言ではないほどの価格帯となっているのです。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2022年1月
の安値
2022年2月
の安値
変動額 残価率
パテックフィリップ
ノーチラス
5711/1A-010
中古 0年
1ヶ月
¥17,600,000 ¥27,800,000 10,200,000 157.95%

1月水準が1700万円台だったのが、2月現在水準は2700万円台

つまり、この1ヶ月で1000万円以上の値動きをしたということになります。

これまで、『数ヶ月で数十万円、数百万円』といった変動に驚いていましたが、ついにそれは『1ヶ月で1000万円』という単位となったといえます。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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