今では116610LVよりも結構安価といった価格帯に位置する16610LVですが、2019年頃までは116610LVと同じように値動きしていました。(ちなみに、16610LVが初代緑サブ、116610LVが2代目緑サブです)
それどころか、一時は116610LVよりも高値だったということもあったぐらいで、3年ぐらい前までは、116610LVと同じような価格帯といった印象だったのです。
16610LVと116610LVの差が決定的になったのは、2019年に116610LVが大幅な上昇となったときからだといえます。
その際、GMTマスター2の116710BLNRが生産終了となった影響によって値上がりしていたのですが、当時生産終了とはなっていなかった116610LVもなぜだか同じような値動きとなっていたのです。
116610LVが値上がりした一方で、16610LVは同じような動きとはならなかったわけですが、それからは16610LVのほうが数十万円単位で安い価格帯に位置する傾向となっています。
さて、今年2022年といえば、116610LVを含め、いわゆる人気モデルが目立った上昇となっていますが、16610LVの様子はどうなっているのでしょう。
その答えは、16610LVも値上がり傾向、となるのですが、116610LVほどの価格帯とはなっていません。
前回16610LVをお伝えしたのは昨年11月でしたが、その際のボトム価格は約193万円。それに対して現在水準は約222万円(ABランク以上)です。
本記事で参考とした中古腕時計
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2021年11月 の安値 |
2022年2月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
ロレックス
サブマリーナ 16610LV |
中古 | 0年 3ヶ月 |
¥1,938,000 | ¥2,228,000 | 290,000 | 114.96% |
この3ヶ月で16610LVは、29万円の上昇となっているのですが、116610LVの値動きが凄まじいため、全く追いつけていないといった状況だといえます。
先日の記事でもお伝えしたように、116610LVは先月において“1週間で60万円程度の上昇”となっているわけですが、こちらの16610LVについては3ヶ月の値動きが29万円。
その結果、今や16610LVと116610LVとの相場差は、なんと100万円以上。
16610LV水準は先のように約222万円ですが、116610LVは現在約339万円となっているのです。