ブルガリのアルミニウムは1998年にデビューしましたが、その際出ていたのは3針のみ。クロノグラフは翌年1999年のバーゼルで追加されたモデルです。
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2010年10月 の安値(ヤフオク) |
2016年8月 の安値(楽天) |
変動額 | 残価率 |
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ブルガリ
アルミニウム クロノグラフ AC38TA |
中古 | 5年 10ヶ月 |
¥95,000 | ¥75,384 | -19,616 | 79.35% |
針に発光塗料が無いモノは前期型、発光塗料があるのは2002年頃から出た後期型です。
3針のアルミニウムというとこれと同じ38mmが自動巻の機械式でその他はクオーツ。
3針は自動巻モデルですら5万円前後の相場という感じなのに対してクロノグラフは10万円に近い額と比較的高め。
上記のモノは約7万5000円ですが、それぐらいの価格ですとすぐに売れてしまうイメージです。
これだけファッショナブルでカジュアルなクロノグラフが10万円以下で楽しめる、ということに需要があるのでしょう。
クロノグラフ+ラバーベルトは、いかにも休日という感じがして、たまの遊び時計としては最適なポジションだと思います。
これが新品で売られていた頃の並行相場は24万円ぐらい。3針のほうは15万円ぐらいだったため、中古相場となるとクロノグラフのほうが相対的にはお得。
とはいえ、上記の通り、クロノグラフ=約10万弱、3針=5万円前後という相場が長らく続いているので、7万5000円は安いほうなのです。
2005年頃からはパネライの影響を受けてか44mmという巨大サイズのアルミニウムも作られました。
現在相場において、44mmのほうが断然高いのですが、38mmのサイズのほうがまとまりがある良いデザインだと思います。
また、2004年頃からはカーボン調の黒文字盤も登場。こちらも通常の文字盤と比べると高かったのですが、ここ最近は通常の文字盤と遜色ない相場となっています。
最近人気のないブルガリですが、このアルミニウムのクロノグラフは結構人気があるモデルなため、売買数も多め。
また、3針と比べると流通相場が高いということや、クロノグラフ内容だけに大切に扱われる傾向があるようで、3針より程度の良いモノが多い印象です。