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現在相場考察

1ヶ月間で約49万円の上昇、GMTマスター2 116710BLNR

2022年2月11日更新
ロレックスのGMTマスター2116710BLNRについて斉藤由貴生が執筆。本記事では2022年1月の安値と2022年2月の安値を比較し現在相場を考察。この0年1ヶ月での変動は¥493,000だった。

GMTマスター2 116710BLNRについての考察(2022年2月)

かつては、緑サブ、116610LVと同じような値動きとなっていた、GMTマスター2116710BLNR

けれども、2020年夏頃からは、116610LVが大幅に上昇する一方、116710BLNRの値動きは停滞し、それ以降、116610LVほど目立った値動きがないといった印象でした。

そんな116710BLNRでしたが、今年になってからはようやくかつてのような値動きが戻ってきた様子。

昨年12月⇒今年1月の1ヶ月間では、約19万円の上昇という値動きを果たしています。

そして、それから1ヶ月が経過した今、116710BLNRさらなる上昇となっています。

前回お伝えした際、116710BLNR約217万円という状況でしたが、現在のボトム価格は、なんと約266万円にまで上昇。

この1ヶ月間で約49万円もの値上がりとなったのです。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2022年1月
の安値
2022年2月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
GMTマスター2
116710BLNR
中古 0年
1ヶ月
¥2,175,000 ¥2,668,000 493,000 122.67%

2022年1月には、人気モデルを中心に多くのモデルが上昇する様子がありましたが、この116710BLNRについては、2月のほうが上昇幅が大きいといった状況です。

ちなみに、116610LVは、どうなっているのかと、前回お伝えした1月水準と変わりないという様子。つまり、2月になってからの値動きは、今のところ、116710BLNRがリードしているといえます。

ただ、値動きがないとはいえ、116610LVは、現在約339万円という様子。この116710BLNRはのボトム価格は約266万円ですから、依然として両者には73万円もの差がある状況です。

2020年夏頃までは、116610LVよりも、この116710BLNRのほうが“先に値動き”し、なおかつ“相場が高い”という様子があったわけですから、今後以前のような状況に戻るか否かが興味深いところだと思います。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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