2年ぐらい前まで、大きな変動をするサブマリーナといえば、「緑サブ」という印象が強く、黒ベゼルのモデルは、あまり値動きしないという傾向がありました。
しかしながら、2020年9月に6桁世代が生産終了となると、116610LNはその後目立って上昇。このときから、“黒ベゼル”も派手に値動きするという印象になりました。
とはいえ、その後116610LNはそのまま上昇し続けるということはなく、むしろ下落。生産終了直後に目立って上昇をしたものの、その後は落ち着いてしまったわけです。
ただ、2021年9月になると、116610LNは回復。再び生産終了発覚直後と同等の水準に戻りました。
そして、今年1月に116610LNは約154万円にまで上昇し、以前の「黒ベゼル」へのイメージからすると、驚くほど高くなったわけです。
そんな116610LNですが、それから1ヶ月で、さらなる上昇となっている様子があります。
116610LNの現在水準は、なんと173万円に到達。
この1ヶ月で18万円ほどの上昇をしたわけですが、その事により170万円台という水準になったわけです。
本記事で参考とした中古腕時計
※広告が含まれる場合があります
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2022年1月 の安値 |
2022年2月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
ロレックス
サブマリーナ 116610LN |
中古 | 0年 1ヶ月 |
¥1,549,570 | ¥1,730,000 | 180,430 | 111.64% |
116610LNが170万円台になるということは、現行だった時代のキャラクターからすると、驚くべきことだと思います。
ちなみに、“これまであまり動かなかったのに目立った変動”といえば、6桁世代ミルガウスがありますが、そちらは現在、最も安価な116400黒文字盤が150万円台という様子です。
筆者は、その116400黒文字盤を2017年に約54万円で購入したため、「大正解」などと思っていたのですが、116610LN水準を見たら、大きな声で「大正解だった」などと言えないと思ってしまいました。