2003年のデビュー時から「特別なデイトナ」という印象がある、116519メテオライト文字盤ですが、2010年代の中古相場は、それほど強くない傾向がありました。
特に2017年は、16520などが目立った上昇を見せていたわけですが、この116519メテオライト文字盤の値動きは地味。かつての特別感はどこへやらといった感覚でした。
しかし、そんなメテオライト文字盤は、2021年からしっかりとした評価をされるように変化しています。
2021年1月に、約343万円となった116519メテオライト文字盤は、同年9月には498万円にまで上昇。その際、8ヶ月で約154万円の値上がりとなっていました。
そして、2022年も、この116519メテオライト文字盤の強さは健在。現在水準は、なんと約797万円に達しているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2021年9月 の安値 |
2022年3月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
デイトナ メテオライト文字盤 116519 |
中古 | 0年 6ヶ月 |
¥4,980,000 | ¥7,977,200 | 2,997,200 | 160.18% |
116519メテオライト文字盤は、490万円台になったとき「かなりな上昇」という驚きがありましたが、その相場は今や790万円台という状態に変化しているのです。
こういった事例から思うのは、「一旦評価されると、拍車がかかる」ということと、「底力があるモデルでも、その良さが再確認されるまでには時間がかかる」ということだと思います。
実際、この116519メテオライト文字盤は、2003年の登場時に、かなり目立った存在だった一方、2010年代中盤頃の中古相場は、他のデイトナと比べてそこまで高いというわけではなく、値動きも地味。
それが、2021年から目立った値動き起きるようになると、その後は“8ヶ月で約154万円の上昇”(2021年1月⇒9月)といったことや、今回のように“6ヶ月で約299万円の上昇”という値動きとなるわけです。