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現在相場考察

ダークロジウム文字盤は210万円台、ヨットマスター 116622

2022年3月7日更新
ロレックスのヨットマスター116622について斉藤由貴生が執筆。本記事では2020年9月の安値と2022年3月の安値を比較し現在相場を考察。この1年6ヶ月での変動は¥765,000だった。

ヨットマスター ダークロジウム文字盤 116622についての考察(2022年3月)

「ダークロジウム文字盤」といえば、ヨットマスター116622オイスターパーペチュアル114300に設定されている人気文字盤色でありますが、どちらも以前から“高値”といった傾向があります。

そんなダークロジウム文字盤は2022年の今、どういった評価になっているか気になるところでありますが、その答えは「やはり評価されている」という様子であります。

前回、116622のダークロジウム文字盤をお伝えしたのは2020年9月ですが、その際は130万円台という水準でも「高くなった」と感じました。

しかし現在、この116622ダークロジウム文字盤のボトム価格は、なんと211万円という状況。もはや、210万円台という価格帯に達しているのです。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2020年9月
の安値
2022年3月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
ヨットマスター
ダークロジウム文字盤
116622
中古 1年
6ヶ月
¥1,353,000 ¥2,118,000 765,000 156.54%

2022年になってから、「目立った上昇」というモデルが多くなっていますが、“3月の今”という観点で、筆者が特に凄いと感じているのが、この116622であります。

116622には、ダークロジウム文字盤の他に、青文字盤とプラチナ文字盤がありますが、いずれも目立った上昇傾向となっているのです。

この116622は、6桁スポーツモデルという観点では、比較的安価という印象があり、特に「プラチナベゼルの高級モデル」という観点では、お得感があるといった状況でした。

特にそういった傾向だったのは青文字盤で、2020年頃まで長らく“100万円前後”といった範疇に収まっていたのです。

それが今や、116622青文字盤は170万円台。また、プラチナ文字盤も180万円台(ABランク)という水準に達しています。

もちろん、このダークロジウム文字盤が抜きん出て高いわけですが、他の文字盤色含め、116622は、以前よりも評価されるようになったと思います。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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