「ダークロジウム文字盤」といえば、ヨットマスター116622とオイスターパーペチュアル114300に設定されている人気文字盤色でありますが、どちらも以前から“高値”といった傾向があります。
そんなダークロジウム文字盤は2022年の今、どういった評価になっているか気になるところでありますが、その答えは「やはり評価されている」という様子であります。
前回、116622のダークロジウム文字盤をお伝えしたのは2020年9月ですが、その際は130万円台という水準でも「高くなった」と感じました。
しかし現在、この116622ダークロジウム文字盤のボトム価格は、なんと211万円という状況。もはや、210万円台という価格帯に達しているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
※広告が含まれる場合があります
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2020年9月 の安値 |
2022年3月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
ロレックス
ヨットマスター ダークロジウム文字盤 116622 |
中古 | 1年 6ヶ月 |
¥1,353,000 | ¥2,118,000 | 765,000 | 156.54% |
2022年になってから、「目立った上昇」というモデルが多くなっていますが、“3月の今”という観点で、筆者が特に凄いと感じているのが、この116622であります。
116622には、ダークロジウム文字盤の他に、青文字盤とプラチナ文字盤がありますが、いずれも目立った上昇傾向となっているのです。
この116622は、6桁スポーツモデルという観点では、比較的安価という印象があり、特に「プラチナベゼルの高級モデル」という観点では、お得感があるといった状況でした。
特にそういった傾向だったのは青文字盤で、2020年頃まで長らく“100万円前後”といった範疇に収まっていたのです。
それが今や、116622青文字盤は170万円台。また、プラチナ文字盤も180万円台(ABランク)という水準に達しています。
もちろん、このダークロジウム文字盤が抜きん出て高いわけですが、他の文字盤色含め、116622は、以前よりも評価されるようになったと思います。