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現在相場考察

なかなかの変化、オイスターパーペチュアル114300ダークロジウム文字盤

2022年3月8日更新
ロレックスのオイスターパーペチュアル114300について斉藤由貴生が執筆。本記事では2021年9月の安値と2022年3月の安値を比較し現在相場を考察。この0年6ヶ月での変動は¥187,000だった。

オイスターパーペチュアル ダークロジウム文字盤 114300についての考察(2022年3月)

114300といえば、2020年に生産終了となった際、「ガバっと上昇」した経緯がある反面、昨年の上昇トレンドには反応しなかったという経緯があります。

そのため、114300のダークロジウム文字盤は2020年9月⇒2021年9月での値動きが6万円程度。2020年の114300の上昇や、ダークロジウム文字盤人気ということを考えると、「思ったほど変わっていない」という様子だったわけです。

そんな114300ダークロジウム文字盤ですが、2022年の今、その相場はなかなかの変化となっています。

ダークロジウム文字盤の現在水準は約95万円となっているのですが、これは2021年9月水準に対して18万円程の上昇という値動きです。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2021年9月
の安値
2022年3月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
オイスターパーペチュアル
ダークロジウム文字盤
114300
中古 0年
6ヶ月
¥770,000 ¥957,000 187,000 124.29%

ダークロジウム文字盤といえば、この114300の他に、昨日お伝えしたヨットマスター116622があるわけですが、現在の値動きを見ると、116622のほうが目立った変化となっているといえます。

この114300は、『数ヶ月で10万円以上の上昇』という値動きになっているものの、ダークロジウム文字盤といった人気要素や、他の人気モデルの2022年の値動きと比べると、そこまで派手な動きとはいえません。

オイスターパーペチュアルは、エントリーレベルのモデルでありながら、現行の124300、この114300など、プレミアムな価格帯が当たり前というイメージがあります。

けれども、今の値動きを見ると、“他の人気モデル”との比較という観点では、意外と派手な変動をしていないため、『人気なのにお得』という存在ともいえるかと思います。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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