114300といえば、2020年に生産終了となった際、「ガバっと上昇」した経緯がある反面、昨年の上昇トレンドには反応しなかったという経緯があります。
そのため、114300のダークロジウム文字盤は2020年9月⇒2021年9月での値動きが6万円程度。2020年の114300の上昇や、ダークロジウム文字盤人気ということを考えると、「思ったほど変わっていない」という様子だったわけです。
そんな114300ダークロジウム文字盤ですが、2022年の今、その相場はなかなかの変化となっています。
ダークロジウム文字盤の現在水準は約95万円となっているのですが、これは2021年9月水準に対して18万円程の上昇という値動きです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2021年9月 の安値 |
2022年3月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
オイスターパーペチュアル ダークロジウム文字盤 114300 |
中古 | 0年 6ヶ月 |
¥770,000 | ¥957,000 | 187,000 | 124.29% |
ダークロジウム文字盤といえば、この114300の他に、昨日お伝えしたヨットマスター116622があるわけですが、現在の値動きを見ると、116622のほうが目立った変化となっているといえます。
この114300は、『数ヶ月で10万円以上の上昇』という値動きになっているものの、ダークロジウム文字盤といった人気要素や、他の人気モデルの2022年の値動きと比べると、そこまで派手な動きとはいえません。
オイスターパーペチュアルは、エントリーレベルのモデルでありながら、現行の124300、この114300など、プレミアムな価格帯が当たり前というイメージがあります。
けれども、今の値動きを見ると、“他の人気モデル”との比較という観点では、意外と派手な変動をしていないため、『人気なのにお得』という存在ともいえるかと思います。