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現在相場考察

920万円台になっている、GMTマスター2緑文字盤116718LN

2022年3月9日更新
ロレックスのGMTマスター2116718LNについて斉藤由貴生が執筆。本記事では2021年6月の安値と2022年3月の安値を比較し現在相場を考察。この0年9ヶ月での変動は¥2,317,940だった。

GMTマスター2 緑文字盤 116718LNについての考察(2022年3月)

「緑」という要素は、ロレックスの大人気アイテムでありますが、「緑文字盤かつスポーツモデル」という存在はそこまで多くなく、そのいずれもが「かなり高い」という価格帯にいる印象です。

そのため、116718LN緑文字盤は、以前から「値動きが派手」「相場が高い」という存在となっているわけですが、その2022年水準はどうなっているかというと、やはり今までと同じような値動きといった様子です。

前回、この116718LN緑文字盤をお伝えしたのは、2021年6月ですが、その際の水準は695万円。それが今や、約926万円となっているのです。

本記事で参考とした中古腕時計

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中古 ロレックス ROLEX GMTマスターII 116718LN ランダムシリアル グリーン メンズ 腕時計

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2021年6月
の安値
2022年3月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
GMTマスター2
緑文字盤
116718LN
中古 0年
9ヶ月
¥6,950,000 ¥9,267,940 2,317,940 133.35%

116718LN緑文字盤の値動きは、『9ヶ月で約231万円の上昇』となるわけですが、2022年になってから、これよりも派手な値動きとなったモデルは多々存在します。

そのため、“値動き”といった観点では、“特に凄い”とはいえない状態です。

とはいえ、116718LN緑文字盤の現在水準を見ると、920万円台。もはや1000万円近いともいえるわけで、やはり「凄い」という感覚になります。

116718LN緑文字盤は、他のK18スポーツモデルと比べて高い水準に位置していることから、これまでも、上昇するたびに「驚くほど高くなった」という感覚があったわけですが、現在水準を見ると、過去水準は「かなり安かった」となってしまいます。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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