今年2016年のバーゼルで、同じリファレンスながら新しいモデルとなった214270。新しくなったモノには文字盤の3,6,9に発光塗料が付きました。
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2016年3月 の安値(ヤフオク) |
2016年8月 の安値(楽天) |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
エクスプローラ 214270 |
中古 | 0年 5ヶ月 |
¥518,000 | ¥430,540 | -87,460 | 83.12% |
この3,6,9に発光塗料なしのモデル(2010-2016)は生産終了となりました。
発光塗料なしのアラビア数字って、以前であればエクスプローラよりグレードが下のエアキングなどに装着される仕様。
そういったイメージ的な問題だけでなく、見た目的にも時計ファンからは好意的に見られていなかった214270ですが、市場ではきちんと受け入れられ人気モデルとなっています。
そして、3,6,9が発光塗料付きとなった今年のモデル、これ素直にかっこ良いと思います。
しかし、「今かっこよくない」と思うモデルは後々急激な値上がりをしたりします。
3,6,9に発光塗料ありの14270/114270にごく少量存在する、通称ブラックアウトは非常に高値。
ブラックアウトというと、発光塗料の箇所に黒いラインが入ったモノが有名ですが、上の214270と同じく単に発光塗料なしというモノも存在。
生産終了となった前期型214270はすでに総生産数が決まっているため、生産中止となって値上がりするかとおもいきや、逆にずっと値下がり状態。
214270の新モデルが発表された今年の春と比べて9万円近くの値下がりです。
ただし、これでもまだまだ2012年などと比べると高い状態は維持できています。
2012年頃は40万円を切る相場だったため、安くても43万円という現在の価格はそれよりまだ高いのです。
ちなみに、先日正規店へ行ったところ、この3,6,9の発光なしバージョンがショーケースにおいてありました。
今年出た新モデルはあるかと尋ねたところ、入荷したけれどすぐに売れてしまったとのこと。
以前であれば、正規店のショーケースにエクスプローラが並ぶなんて珍しい光景ですが、最近は並んでいます。
なお、新モデルのほうはまだまだ高い状況。
時間が経つと落ち着くと予測できますが、今年出たモデルの現状価格は、かつてプレミア価格だったころの14270を彷彿とする高価な状況です。