腕時計投資新聞

腕時計の[買う・使う・売る]すべてを楽しむ専門サイト「腕時計投資ドットコム」
現在相場考察

3ヶ月で約192万円の上昇、デイトナ116505黒文字盤

2022年3月16日更新
ロレックスのデイトナ116505について斉藤由貴生が執筆。本記事では2021年12月の安値と2022年3月の安値を比較し現在相場を考察。この0年3ヶ月での変動は¥1,928,040だった。

デイトナ 黒文字盤 116505についての考察(2022年3月)

6桁世代のK18モデルで最も高値という印象な、デイトナ116505

ロレックスに限らず、K18の中でローズゴールドは、最も高値という傾向がありますが、そのローズゴールドとデイトナという組み合わせが、高い相場となっているのは、「当たり前」という感想になります。

116505には、それなりに文字盤バリーエーションがありますが、長らく記事で追っているのはインダイヤルがピンクの黒文字盤。

この黒文字盤は、2021年1月の段階では約470万円でしたが、同年3月には568万円に上昇。そして12月には700万円となっていたのです。

そんな116505黒文字盤ですが、2021年12月⇒2022年3月現在の値動きはどうなったかというと、なんと約192万円の上昇。現在水準は、約892万円という状況です。

本記事で参考とした中古腕時計

※広告が含まれる場合があります
中古 ロレックス ROLEX コスモグラフ デイトナ 116505 V番(2009年頃製造) ブラック/ピンク メンズ 腕時計

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2021年12月
の安値
2022年3月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
デイトナ
黒文字盤
116505
中古 0年
3ヶ月
¥7,000,000 ¥8,928,040 1,928,040 127.54%

116505は、昨日お伝えしたGMTマスター2116719BLROとともに、長らく「最も高いK18モデル」という印象があります。

そして、116505については、現在の890万円台という水準が示すように、今でも「高いK18モデル」ということに変わりない状況です。

その一方で、GMTマスター2116719BLROは、現在約555万円。6桁世代のK18スポーツモデルとしては、安い方となってしまっています。

2020年ぐらいまで、ともに“最も高いK18スポーツモデル”という印象だった両者。実際、116719BLROの2019年水準(7月)が約356万円だったのに対し、116505(8月)は368万円でした。

それが今や、116719BLRO約555万円である一方、この116505約892万円。両者の相場差は、ずいぶん広がってしまったといえます。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
本コンテンツには、主観的評価、見解、想定における情報が含まれています。運営者及びコンテンツ提供者は、コンテンツ内容の正確性、確実性、完全性における保証を行いません。また、コンテンツ内容にかかわる損害・トラブル等に関する一切の責任を負いません。本サイトに記載されている情報は、特に断り書きがない限り、更新日時点での情報に基づいています。