これまで、“安価に購入可能なK18”という枠で紹介してきた、レベルソの250.1.86。
レベルソには、様々な種類がありますが、この250.1.86は「レベルソクラシック」。クラシックは、本来レベルソのオリジナルといえるサイズであるわけですが、今の基準では小さめの腕時計という印象です。
また、クラシックにはクォーツモデルも多いため、レベルソの中で最も安価なのがクラシックという傾向があります。
ただ、この250.1.86に搭載されているムーブメントはクォーツではなく機械式。ジャガールクルトといえば、古くからのマニュファクチュールでありますが、自社製手巻きムーブメントが搭載されているのです。
こういった内容面から、この250.1.86は、“安価なK18モデル”としては、最もお得感が強いという印象がありました。
しかし、そんなレベルソクラシックの250.1.86は、なんと値上がり傾向。
昨年4月時点では、約43万円で購入可能だった250.1.86ですが、現在ではなんと約59万円という状態。この11ヶ月間で16万円ほどの上昇となっているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
※広告が含まれる場合があります
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2021年4月 の安値 |
2022年3月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
ジャガールクルト
レベルソクラシック 250.1.86 |
中古 | 0年 11ヶ月 |
¥430,100 | ¥594,000 | 163,900 | 138.11% |
今年になってから、様々なモデルが上昇する傾向がありますが、このレベルソクラシックのように、これまで“内容の割に安価”といった傾向だったモデルもしっかりと上昇しているわけです。
250.1.86は、
といったことを考慮すると、これまでかなり安価といった印象でしたから、今の状態は、やっと評価されるようになったという感想になります。