オメガといえば、限定モデルが評価される傾向にありますが、そんな限定モデルの中でも「ものすごい価格帯」となっているのが、このスヌーピーアワード311.32.42.30.04.003であります。
スヌーピーといえば、3570.50のスヌーピー版ともいえる3578.51が思い浮かびますが、この311.32.42.30.04.003については、それとは比べ物にならないぐらい高値という状態であるのです。
では、現在、この311.32.42.30.04.003がどういった状態になっているのかというと、なんと550万円。もはや、ロレックスもびっくりな水準となっているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2017年7月 の安値 |
2022年3月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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オメガ
スピードマスター スヌーピーアワード 311.32.42.30.04.003 |
中古 | 4年 8ヶ月 |
¥1,680,000 | ¥5,500,000 | 3,820,000 | 327.38% |
311.32.42.30.04.003は、2015年に1970本限定で販売されたモデル。定価は83万円程度だったようですが、その頃から“入手困難”となっていたかは不明であります。
2015年時点の相場は不明だったものの、2017年の中古相場は170万円台に到達。SSオメガとしては異例な価格だといえます。
そして、その後も311.32.42.30.04.003は上昇し、2018年には200万円以上、2020年には300万円超えとなっていました。
ですから、この311.32.42.30.04.003は、これまで派手な上昇傾向をしていたわけで、今回の550万円という水準は、その延長線上にあるといえるわけです。
なお、今回の個体は未使用品ですが、他の中古個体はこれよりも価格が上。311.32.42.30.04.003全体のボトム価格が、たまたま現在未使用品というわけで、これを相場として差し支えないといえます。
近頃、限定モデルを中心に、派手な変動があることを認知されているオメガでありますが、この311.32.42.30.04.003のように、ロレックスやパテックフィリップもびっくりなほどの値動きをするモデルもある、ということに驚きます。