昨年11月に約230万円という水準だった現行の緑サブ126610LVですが、今年1月には約318万円に到達。11月⇒1月の2ヶ月間で、なんと88万円もの上昇という値動きを果たしたのです。
しかし、そんな126610LVは今、値下がりという状態。
現在水準は、257万円となっているのですが、これは1月水準に対して61万円程の値下がりです。
11月⇒1月とは逆に、1月⇒3月では、2ヶ月間で61万円もの下落となってしまったのです。
本記事で参考とした中古腕時計
※広告が含まれる場合があります
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2022年1月 の安値 |
2022年3月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
ロレックス
サブマリーナ 126610LV |
中古 | 0年 2ヶ月 |
¥3,188,000 | ¥2,570,000 | -618,000 | 80.61% |
今年は、1月、2月までものすごく派手な上昇を見せるモデルが多かったわけですが、3月になるとそういった動きが鈍化。
そして、この126610LVのように値下がり傾向となっているモデルがちらほら見られる状態です。
今の状態は、一見「安くなった」と感じても、ボトム価格だけ安価で、それ以外は2月水準並かそれ以上、となっているモデルが多いといえます。
その一方で、このサブマリーナ126610LVやノーチラス5711/1A-010は「はっきりとした下落」という状態。売出し個体の半数程度が1月や2月水準以下となっているわけです。
現在、はっきり下落となっているモデルはそこまで多くないわけですが、現行緑サブやノーチラス青文字盤といった有名モデルが、派手な下落となっているため、「値下がり」といったキーワードが目立ちやすい状況だと思います。
今のところ、下落トレンドといった感覚はなく、全体を見渡すと、「上昇」「停滞」「下落」があるわけです。
確実にいえることといえば、「2月までの勢いはなくなった」という程度だと思います。
ただ、こういった「上昇」「停滞」「下落」が同時並行という値動きは、2015年以降として珍しいといえるため、現在の状況は、今後どのようなケースとなるのか興味深いといえます。