ブラックアウトはロレックスの「エクスプローラ」という特定のモデルの1仕様を示す用語である。特に1990年から2010年に生産された14270/114270に対して使われる。
通常の文字盤が「3・6・9」に発光塗料が流し込まれている(上記右)のに対して、ブラックアウトは黒い塗料が流し込まれている(上記左)か、塗料そのものがない(上記中央)。通常のアラビアインデックスに対してブラックアウトは数が少なく希少であるため、高値の相場となる。高い時では通常モデルの3倍という相場になることもあった。
214270のブラックアウト
また、2010年から生産されている214270は2016年まで上記中央の塗料そのものがない“ブラックアウト”仕様であったが、標準モデルとして多くの個体が存在するため特に高いという現象は起こっていない。また、2010年から2016年まで生産された214270のことをブラックアウトという場合もあるが、「ブラックアウト」というと14270/114270を指すことが多い。