腕時計投資新聞

腕時計の[買う・使う・売る]すべてを楽しむ専門サイト「腕時計投資ドットコム」
現在相場考察

3月水準よりも30万円程安い状態、サブマリーナ116610LV

2022年4月8日更新
ロレックスのサブマリーナー116610LVについて斉藤由貴生が執筆。本記事では2022年3月の安値と2022年4月の安値を比較し現在相場を考察。この0年1ヶ月での変動は¥-304,110だった。

サブマリーナ 116610LVについての考察(2022年4月)

2022年は、1月2月と超上昇トレンドとなっていたわけですが、3月になるとそういった動きに変化が見られ、中旬頃までには「1月2月の勢いはなくなった」といった状態になっていました。

しかしながら、このサブマリーナ116610LVについては、3月中旬時点でも上昇傾向が見られ、その頃、350万円台という水準に達していたのです。

けれども4月の今、116610LVは「値下がり」という様子に変化。

現在水準は、約326万円となっているのですが、これは3月水準よりも30万円程安い状態です。

本記事で参考とした中古腕時計

※広告が含まれる場合があります

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2022年3月
の安値
2022年4月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
サブマリーナ
116610LV
中古 0年
1ヶ月
¥3,567,960 ¥3,263,850 -304,110 91.48%

3月中旬から、一部モデルが値下がりといった傾向が見られるようになったものの、その多くは「1つだけ安価な個体がある」といった状態で、はっきり“値下がり状態”とはいえない様子がありました。

けれども、この116610LVの現在の様子を見ると、もはや分かりやすく下落している状態。116610LVは、「1つだけ安価な個体がある」といった様子ではなく、現在、3月水準よりも安価な個体が多々あるわけです。

3月において、一部モデルが分かりづらい値動きをしていた中、この116610LVは、「値上がり」だったわけですが、4月の今では、「値下がり」に変化してしまったのです。

116610LVのような、「人気」かつ「値動きする」といったモデルの分かりやすい下落状態は、3月時点ではあまり見られなかったわけですが、4月の今、116610LVはっきり値下がり状態となっているため、相場全体が「値下がり」のほうに傾いているという感覚がより強くなります。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
本コンテンツには、主観的評価、見解、想定における情報が含まれています。運営者及びコンテンツ提供者は、コンテンツ内容の正確性、確実性、完全性における保証を行いません。また、コンテンツ内容にかかわる損害・トラブル等に関する一切の責任を負いません。本サイトに記載されている情報は、特に断り書きがない限り、更新日時点での情報に基づいています。