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現在相場考察

420万円台といった状況、デイトナ16520黒文字盤

2022年4月13日更新
ロレックスのデイトナ16520について斉藤由貴生が執筆。本記事では2021年12月の安値と2022年4月の安値を比較し現在相場を考察。この0年4ヶ月での変動は¥510,000だった。

デイトナ 黒文字盤 16520についての考察(2022年4月)

近頃、値下がりのニュースが目立っていますが、116520116500LNといった人気モデルの中心的存在も値下がりが目立っているといえます。

それらデイトナの現在水準は1月後半並といったところ。SSデイトナは今年1月2月といった時期に『数週間で数十万円の上昇』といった値動きをしたわけですが、4月現在の相場は1月後半並に戻ったといえる状態です。

しかしながら、同じSSのデイトナでも、16520については“値下がり”といった傾向ではありません。

むしろ、今においても上昇傾向といった様子となっており、他の人気モデルとは一線を画す状態だといえるのです。

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2021年12月
の安値
2022年4月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
デイトナ
黒文字盤
16520
中古 0年
4ヶ月
¥3,780,000 ¥4,290,000 510,000 113.49%

前回、16520黒文字盤をお伝えしたのは昨年12月ですが、その際は378万円でした。

2022年になってからの16520の値動きは、他の人気モデルほど派手な状態とはならず、“そこそこの上昇”といった様子がありました。

そんな16520でしたが、3月中旬になると400万円を突破。そして4月になっても上昇傾向が続き、黒文字盤は420万円台といった状況になっているのです。

2017年に「他の中古腕時計を牽引するほど目立った上昇」という値動きだった16520ですが、ここ4年ほどの値動きは、「主役」といった感覚はありません。

そんな16520が今、他の人気モデルとは異なり、上昇するという様子を見せているわけですが、これが「再び他を牽引するほどの影響力」となるのか、それとも「16520だけの独特な値動き」なのか、気になるところだと思います。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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