近頃、値下がりのニュースが目立っていますが、116520や116500LNといった人気モデルの中心的存在も値下がりが目立っているといえます。
それらデイトナの現在水準は1月後半並といったところ。SSデイトナは今年1月2月といった時期に『数週間で数十万円の上昇』といった値動きをしたわけですが、4月現在の相場は1月後半並に戻ったといえる状態です。
しかしながら、同じSSのデイトナでも、16520については“値下がり”といった傾向ではありません。
むしろ、今においても上昇傾向といった様子となっており、他の人気モデルとは一線を画す状態だといえるのです。
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2021年12月 の安値 |
2022年4月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
デイトナ 黒文字盤 16520 |
中古 | 0年 4ヶ月 |
¥3,780,000 | ¥4,290,000 | 510,000 | 113.49% |
前回、16520黒文字盤をお伝えしたのは昨年12月ですが、その際は378万円でした。
2022年になってからの16520の値動きは、他の人気モデルほど派手な状態とはならず、“そこそこの上昇”といった様子がありました。
そんな16520でしたが、3月中旬になると400万円を突破。そして4月になっても上昇傾向が続き、黒文字盤は420万円台といった状況になっているのです。
2017年に「他の中古腕時計を牽引するほど目立った上昇」という値動きだった16520ですが、ここ4年ほどの値動きは、「主役」といった感覚はありません。
そんな16520が今、他の人気モデルとは異なり、上昇するという様子を見せているわけですが、これが「再び他を牽引するほどの影響力」となるのか、それとも「16520だけの独特な値動き」なのか、気になるところだと思います。