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現在相場考察

700万円切った状態、ロイヤルオーク15400ST.OO.1220ST.02

2022年4月19日更新
オーデマピゲのロイヤルオーク15400ST.OO.1220ST.02について斉藤由貴生が執筆。本記事では2022年2月の安値と2022年4月の安値を比較し現在相場を考察。この0年2ヶ月での変動は¥-287,900だった。

ロイヤルオーク 15400ST.OO.1220ST.02についての考察(2022年4月)

1ヶ月ぐらい前から、人気モデルを中心に下落傾向となっている様子がありますが、ロイヤルオーク15400STもまた、そういった動きが見られます。

15400STは、ロイヤルオークの中で、最も敏感に値動きするモデルだといえますが、他の人気モデルと同じように下落傾向となっているわけです。

前回、この銀文字盤の15400ST.OO.1220ST.02をお伝えしたのは、今年2月ですが、その際は約713万円でした。

それに対して現在水準は685万円。2ヶ月前よりも28万円程度値下がりした状態です。

(現在参考の腕時計がありません)

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2022年2月
の安値
2022年4月
の安値
変動額 残価率
オーデマピゲ
ロイヤルオーク
15400ST.OO.1220ST.02
中古 0年
2ヶ月
¥7,137,900 ¥6,850,000 -287,900 95.97%

このロイヤルオークの現在水準は、今年2月水準と比べると値下がり傾向であるものの、昨年12月水準と比べると「かなり高い」といった様子です。

昨年12月において、この15400ST.OO.1220ST.02は505万円だったわけですが、現在水準は値下がり傾向といえど685万円です。

また、2ヶ月で28万円ほどの下落といっても、残価を見ると95%という数値。以上のことから、15400ST.OO.1220ST.02は、歩幅な値下がりだといえるでしょう。

近頃お伝えしている下落傾向は、「下落といっても今年1月下旬水準並」といったケースが多いように、“数年前水準にまで相場が戻る”といった派手な下落は見られません。

むしろ、2月、3月上旬頃までに「ガバっと上昇したのが“落ちついた”」といった感覚だといえますが、一言でいうなら、今の状況は“とても分かりづらい相場”だといえます。

つまり、今の様子は「派手に下落している」わけでもなければ「上昇傾向でもない」、やや値下がり気味であるものの、モデルによっては上昇傾向となっているものも混在しているわけです。

そういった意味で現在相場は、ここ5年ぐらいにおいて、最も表現しづらい状態といえるかと思います。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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