ロレックスブームでもあった、ロレックス5桁リファレンスの時代に腕時計にハマった方が高級腕時計の入門用として選ぶことが多かったオメガのシーマスター120m。ロレックス6桁リファレンス時代から腕時計にハマった方にはピンと来ない時計かもしれませんが、5桁時代から時計を知る人からすればものすごい定番中の定番というこの時計。近所のドンキホーテでも、ダイクマのようなホームセンターでも売られ、最も身近で手に入る高級腕時計だったと思います。
そんな身近な時計に、なんと金無垢モデルが存在していた、というとビックリしませんか?
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2011年12月 の安値(ヤフオク)(クオーツ) |
2016年8月 の安値(楽天)(自動巻) |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
オメガ
シーマスター120m イエローゴールド 自動巻 |
中古 | 4年 8ヶ月 |
¥630,000 | ¥798,000 | 168,000 | 126.67% |
ロレックスや宝飾系ではそこまで珍しくない金無垢仕様。
しかし、シーマスター、しかも300mより安い120mのほうに金無垢仕様があったなんて驚きです。
これ、本当に珍しいと思います。
なんてたって売っているのを見かけたことがありません。
オメガの金無垢ってただでさえ珍しいのですが、その中でもスピードマスターの金無垢の存在は知られているほうでしょう。
しかし、シーマスター、しかも安価な120mのほうの金無垢仕様があったなんてほとんどの人が知らないのではないでしょうか。
ロレックスブームだった頃、10万円台前半で買えたシーマスター120m。
ブレスレットで防水で、クロノメーターの自動巻、それでいて10万円台前半という新品ではかなりお買い得だったこの時計。
それが金無垢仕様となると、すごく違和感があります。
というか、この違和感がものすごくツボです。
こんな意外性を持った時計、すごく欲しいと思ってしまいます。
しかもブレスレットまで金無垢の時計としては他より安めの価格。
通常のシーマスター120mの文字盤は銀か白か紺なのですが、金無垢だと金の文字盤があるのです。
金色に光り輝いているけど、実際は多くの時計好きが持っているシーマスター120m。
時計好きにしかこの良さが分からないと思いますが、そんなことは他の時計でも同じこと。
なおこの時計2011年3月では60万円台と、ブルガリクロノグラフの金無垢モデルよりも高かったのですが、最近はブルガリクロノよりも安いという状態。
ちなみに2011年当時はクオーツモデルのデータなので、機械式モデルであればもう少し高かったと思います。
シーマスター120mはクオーツと自動巻を用意しているというのはよく知られたことですが、金無垢モデルでも両方ラインナップしていたのです。
そして、金無垢はなぜかクオーツのほうが多いので、自動巻の金無垢モデルはかなり希少です。