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現在相場考察

値下がりだが他とは違う雰囲気、デイトナ116506A

2022年5月5日更新
ロレックスのデイトナ116506Aについて斉藤由貴生が執筆。本記事では2022年3月の安値と2022年5月の安値を比較し現在相場を考察。この0年2ヶ月での変動は¥-1,500,000だった。

デイトナ 116506Aについての考察(2022年5月)

ここ1ヶ月、2ヶ月ぐらいの間、人気モデルを中心に下落する様子が目立っています。

それらモデルの値動きの特徴は、『2月ぐらいまで派手な上昇⇒下落⇒1月並』といったところです。

今回お伝えする、デイトナ116506Aもまた、値下がりしている様子があるのですが、このモデルの場合、他の人気モデルとは様子が異なるのです。

まず1つ目に、他の人気モデルと比べると下落幅が弱いという点です。

116506Aは、今年3月時点で2530万円という様子でしたが、現在では2380万円。これは150万円の値下がりですが、残価率を見ると94%と、他の人気モデルほどの下落とはなっていません。

実際、この116506Aの1月水準は、前半が1738万円、後半でも2090万円です。それに対して、現在水準は2380万円ですから、1月後半水準と比較しても「高値」という状態です。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2022年3月
の安値
2022年5月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
デイトナ
116506A
中古 0年
2ヶ月
¥25,300,000 ¥23,800,000 -1,500,000 94.07%

また、この116506Aには、もう1つ興味深い要素があります。

それが、それなりに需要があるという点です。

総合分析をかけてみると、116506Aの売切比率は79%。同じくデイトナ116500LN75%、サブマリーナの116610LVについては32%であるため、値下がり幅が低いだけでなく、それなりに需要がある状態をキープしているといえるのです。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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