ここ1ヶ月、2ヶ月ぐらいの間、人気モデルを中心に下落する様子が目立っています。
それらモデルの値動きの特徴は、『2月ぐらいまで派手な上昇⇒下落⇒1月並』といったところです。
今回お伝えする、デイトナ116506Aもまた、値下がりしている様子があるのですが、このモデルの場合、他の人気モデルとは様子が異なるのです。
まず1つ目に、他の人気モデルと比べると下落幅が弱いという点です。
116506Aは、今年3月時点で2530万円という様子でしたが、現在では2380万円。これは150万円の値下がりですが、残価率を見ると94%と、他の人気モデルほどの下落とはなっていません。
実際、この116506Aの1月水準は、前半が1738万円、後半でも2090万円です。それに対して、現在水準は2380万円ですから、1月後半水準と比較しても「高値」という状態です。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2022年3月 の安値 |
2022年5月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
デイトナ 116506A |
中古 | 0年 2ヶ月 |
¥25,300,000 | ¥23,800,000 | -1,500,000 | 94.07% |
また、この116506Aには、もう1つ興味深い要素があります。
それが、それなりに需要があるという点です。
総合分析をかけてみると、116506Aの売切比率は79%。同じくデイトナの116500LNは75%、サブマリーナの116610LVについては32%であるため、値下がり幅が低いだけでなく、それなりに需要がある状態をキープしているといえるのです。