腕時計投資新聞

腕時計の[買う・使う・売る]すべてを楽しむ専門サイト「腕時計投資ドットコム」
現在相場考察

他のモデルとは異なる状況、デイトナ16520黒文字盤

2022年5月14日更新
ロレックスのデイトナ16520について斉藤由貴生が執筆。本記事では2022年4月の安値と2022年5月の安値を比較し現在相場を考察。この1ヶ月での変動は6万6000円の値上がりだった。

デイトナ 黒文字盤 16520についての考察(2022年5月)

人気モデルにおける今年の値動きは、ざっくりいうと『2月頃まで急上昇し、そこから下落した結果、1月水準並に戻った』といったところです。

しかしながら、デイトナ16520については、それらと一線を画す値動きとなっており、4月になっても『上昇』が見られたのです。

そして、そんな16520ですが、5月現在でも相変わらず強さを見せている状況。

現在、黒文字盤は約435万円となっており、他のモデルのような『下落』が見られないのです。

本記事で参考とした中古腕時計

※広告が含まれる場合があります
ロレックス デイトナ 16520 SS AT 黒文字盤

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2022年4月
の安値
2022年5月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
デイトナ
黒文字盤
16520
中古 0年
1ヶ月
¥4,290,000 ¥4,356,000 66,000 101.54%

例えば、GMTマスター2126710BLROや、エアキング116900などの場合、『数ヶ月で数十万円単位の下落』が見られます。

また、残価を見ても、126710BLRO5167Rが1月⇒5月で約84%116900は3月⇒4月で約85%。いずれも80%台となっているわけです。

それに対して、このデイトナ16520黒文字盤は、4月⇒5月で約101%の残価率となっており、他のモデルとは異なる状況となっているといえます。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
本コンテンツには、主観的評価、見解、想定における情報が含まれています。運営者及びコンテンツ提供者は、コンテンツ内容の正確性、確実性、完全性における保証を行いません。また、コンテンツ内容にかかわる損害・トラブル等に関する一切の責任を負いません。本サイトに記載されている情報は、特に断り書きがない限り、更新日時点での情報に基づいています。