ロイヤルオークの中で、最も“人気モデルらしい値動き”をするのが、この15400STだといえます。
15400STには、いくつかの文字盤色がありますが、ボトム価格帯にあるのが銀文字盤であるため、相場を見る際には、15400ST.OO.1220ST.02が最もわかりやすいわけです。
ロイヤルオークの値動きが活発化したのは2018年ですが、2018年1月の段階で値動きしたのが、まさにこの15400ST.OO.1220ST.02。それ以来、ロイヤルオークの中で最も先に値動きする傾向が見られる状態が続いているわけです。
15400ST.OO.1220ST.02の今年の値動きはどうだったかというと、2月まで派手な上昇だったのが4月に下落したといったころ。2月⇒4月では28万円ほどの下落となっていました。
そんな15400ST.OO.1220ST.02ですが、4月から現在にかけてはどうなっているかというと、なんとさらなる下落といったところ。
4月時点で685万円という水準だった15400ST.OO.1220ST.02は、現在では608万円にまで下落。4月⇒5月では77万円もの値下がり状態となっているのです。
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2022年4月 の安値 |
2022年5月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
オーデマピゲ
ロイヤルオーク 15400ST.OO.1220ST.02 |
中古 | 0年 1ヶ月 |
¥6,850,000 | ¥6,080,000 | -770,000 | 88.76% |
3月⇒4月の下落が28万円程度だったのに対し、4月⇒5月は77万円という下落幅。15400ST.OO.1220ST.02の値動きは、4月時点よりも、5月現在のほうが、大きな値下がりとなっています。
ロレックス人気モデルの場合、3月下旬ぐらいから値下がりが目立ち、4月下旬には“変動なし”といった感覚があるかといえますが、ロイヤルオークはその1ヶ月/2ヶ月遅れという感じがあります。
ただ、本当に『1ヶ月遅れ』なのかは、今後この15400ST.OO.1220ST.02が値動きしなくなった場合、「確かだった」となるわけですが、『上昇』もしくは『さらなる下落』といった値動きとなった場合は、その限りではありません。