腕時計投資新聞

腕時計の[買う・使う・売る]すべてを楽しむ専門サイト「腕時計投資ドットコム」
現在相場考察

久々の乱高下、デイトナ116515LNチョコレート文字盤

2022年5月23日更新
ロレックスのデイトナ116515LNについて斉藤由貴生が執筆。本記事では2022年1月の安値と2022年5月の安値を比較し現在相場を考察。この0年4ヶ月での変動は¥-2,013,000だった。

デイトナ チョコレート文字盤 116515LNについての考察(2022年5月)

今年1月下旬に約767万円という水準に達したデイトナ116515LNのチョコレート文字盤。1月上旬には488万円という水準だったのが、同じ1月の後半には760万円台になっていたわけですから、すごい値上がりをしたといえます。

けれども今、チョコレート文字盤は値下がり状態。現在水準は、約566万円となっているのです。

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2022年1月
の安値
2022年5月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
デイトナ
チョコレート文字盤
116515LN
中古 0年
4ヶ月
¥7,678,000 ¥5,665,000 -2,013,000 73.78%

今年1月において、278万円もの上昇となった116515LNチョコレート文字盤ですが、それから4ヶ月後の今にかけては、約201万円の値下がり状態となっています。

その結果、現在水準は1月前半よりも約78万円高いものの、1月後半水準と比べると201万円程度も安いわけで、まさに、ジェットコースターのような乱高下をしたといえます。

乱高下といえば、パテックフィリップアクアノートのRGモデル、5167R-001が思い浮かびますが、この116515LNも、それに負けじと乱高下する傾向があるといえます。

116515LNが特に目立った下落となっていたのが、2015年⇒2016年ですが、その際は60万円ほどの下落といった様子がありました。当時、この116515LN207万円(2016年8月)といった水準だったため、『60万円の下落』はインパクトがあったわけです。

ただ、その後の下落トレンド時には、2016年ほど目立った下落とはならず、この5年ぐらいの間116515LNは乱高下するといった様子を見せていなかった側面もあります。

そういった意味で今回の116515LNチョコレート文字盤の値動きは、久々の乱高下といえるかと思います。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
本コンテンツには、主観的評価、見解、想定における情報が含まれています。運営者及びコンテンツ提供者は、コンテンツ内容の正確性、確実性、完全性における保証を行いません。また、コンテンツ内容にかかわる損害・トラブル等に関する一切の責任を負いません。本サイトに記載されている情報は、特に断り書きがない限り、更新日時点での情報に基づいています。